音楽業界誌Billboard が毎年公開している、恒例の音楽ビジネスで影響力のあるリスト『Power Players』で、音楽業界内でトップの実力と功績のある女性のリスト『Women In Music 2012 Honorees』が発表されました。
Women In Music 2012は、Billboard読者のノミネーションから編集部が過去12ヶ月の功績に基づきトップ40人を選出しリスト化したもので、今年で8年目になります。
『Women in Music 2012』リスト
- ジュリー・グリーンワルド:アトランティック・レコード・グループ会長兼COO
- ジョディ・ガーソン: ソニーATVミュージックパブリッシング共同社長
- キャシー・ウィラード:ライブ・ネイション・エンターテイメント 上級副社長兼CFO
- ジュリー・スウィドラー:ソニー・ミュージックエンタテインメント上級副社長兼法務顧問
- デブラ・ラスウェル:AEG Live 取締役副社長
- リア・ヴォラック:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ワールドワイド・ミュージック部門社長 シアター部門上級副社長
- メリッサ・ローナー:NBCニュース&スポーツ シニアプロデューサー
- シャロン・ダスター :クリアチャンネル・ラジオ ニューヨークWHTZ (Z100)プログラム・ディレクター
- ブレンダ・ロマノ :インタースコープ・ゲフィン・A&M レコード プロモーション担当社長
- リヴィア・トーティラ:ワーナー・ブラザース・レコード 共同社長兼COO
- アマンダ・マークス :ユニバーサルミュージック・グループ デジタル事業グローバル・ヘッド
- デブラ・リー :BETネットワークス 会長兼CEO
- ジュリー・ピラー :ロサンゼルスKYSR (98.7 FM) PD、KIIS (102.7 FM)PD, MD
- キャロル・キンゼル :Creative Artists Agency エージェント
- ジャッキー・ウィルガー :ライブ・ネイション マーケティング担当上級副社長
- マーシャ・ブラシッチ :ICMパートナーズ コンサート担当上席副社長 兼 コンテンポラリー・ロック部門ヘッド
- キャラ・ルイス :Creative Artists Agency エージェント
- ティファニー・ヴァン・ラー :ウォールマート シニア音楽バイヤー
- エチオピア・ハブトマリアン :ユニバーサルミュージック・パブリッシンググループ 取締役副社長兼アーバン・ミュージック部門代表、モータウン・レコード上級副社長
- ボゾマ・セント・ジョン:ペプシコ社 カルチュラル・ブランディング、音楽、エンターテイメント担当ディレクター
- リンダ・ニューマーク :ユニバーサルミュージック・パブリッシング・グループ 取締役副社長 兼 買収戦略グループ代表
- メリッサ・オーモンド :MSGエンターテイメント社長
- サラ・ニューカーク :ウィリアム・モリス・エンデヴァー(William Morris Endeavor) パートナー
- アレキサンドラ・パトサヴァス:Chop Shop Music Groupオーナー
- アンドリア・ヴィドラー:EMIミュージックUK CEO
- ザハヴァ・レヴィン :Google社 Google Play コンテンツ・パートナーシップ担当ディレクター
- ダイアナ・モゴヨン :mun2 ゼネラルマネージャー
- ケリー・リッチ :ビッグ・マシーン・レーベル・グループ セールス・マーケティング担当上級副社長
- マーシー・アレン:MAC Presents 社長
- キャシー・スパンバーガー:peermusic 最高業務責任者 (COO)兼社長
- リサ・ワーデン:ロサンゼルスKROQ アシスタントPD兼MD
- メアリー・アン・マククリーディ:Flood Bumstead McCready & McCarthy社長
- ジェニファー・ブレイサウプト:シティ・グループ エンターテイメント・マーケティング担当上級副社長
- エイミー・ドイル :MTV 音楽・タレント担当取締役副社長
- アリソン・ドナルド:コロンビア・レコードUK 共同社長
- リン・ヘイザン :エピック・レコード代表兼CFO
- エイミー・シュリーファー :NPR Music シニア・プロダクト・マネージャー
- カーラ・ウォレス :Big Yellow Dog Music共同オーナー 兼 代表
- ケイト・マクマホン :Messina Group/AEG Live 副社長兼マーケティング担当シニアディレクター
- Anjula Acharia-Bath:Desi Hits CEO
- ベッカ・ティスチェッカー:Advanced Alternative Media プロデューサー
Billboardのユニークな点は、ただランキングを発表するだけが目的ではないことです。「Women in Music」プログラムは、従来男性の比率が高い音楽業界において、数少ない女性経営者のタレントと業界への功績を正当に評価することで、女性の地位向上を高め、更なるビジネスの発展へとつなげる目的でBillboardと業界が始めた取り組みです。
Billboardでは、オンラインでの特集に加え、紙面での女性ビジネスパーソン特集、ノミネートされた女性ビジネスパーソンの表彰式とディナーイベントなどを行い、音楽業界における女性の成功と貢献をより多くの音楽ファンに伝える企画を毎年実施しています。
授賞式にて。ゲストでBillboardのWoman of the Yearを受賞したケイティ・ペリー
以前ブログで、同じくBillboardによる40歳以下の音楽ビジネスパーソンのリストを取り上げ、SNS経由で様々な方から色々なフィードバックを頂きました。
2つのリストを紹介することで、閉鎖的だった音楽業界からも、女性や若手が与える影響力とインスピレーション、ポテンシャルや、音楽ビジネスで何かが変わり始めている現状が伝わったのではないかと思います。小さな取り組みかもしれません。ですがこのような人達を評価し増やし続けることで、確実に周囲から少しづつ世界を変えていくことも可能ではないでしょうか。
1位:ジュリー・グリーンワルド(Julie Greenwald)
アトランティック・レコード・グループ会長兼最高執行責任者(COO)
– 「Billboard’s Women in Musicリスト」 3年連続1位
– Fun. エド・シーラン、ジェイソン・ムラーズなどヒットアルバムを輩出
– 2012年度米国アルバム売上レーベル別シェアは、昨年比の6.7%から7%へ増加、ザック・ブラウンは570万枚、ムラーズは420万枚、Songzは290万枚を売り上げる
2位:ジョディ・ガーソン (Jody Gerson)
– EMI出版事業の買収後、両社の作曲家グループチームの関係構築を主導
– アジーリア・バンクス、エル・ヴァーナーを発掘し契約
3位:キャシー・ウィラード (Kathy Willard)
ライブ・ネイション・エンターテイメント 上級副社長兼最高財務責任者(CFO)
– 40カ国以上に広がる世界最大のイベント・プロモーション、チケット販売、アーティスト・マネジメント企業の財務を担当
– 2012年には世界拡大戦略を展開、オーストラリア、韓国、日本で事業を開始
– 年間22000以上のコンサート、12000以上のチケット販売事業者、250組以上のアーティスト・マネジメントに拡大
4位:ジュリー・スウィドラー (Julie Swidler)
ソニー・ミュージックエンタテインメント上級副社長兼法務顧問
– ソニー・ミュージックのグローバル事業および法務を統括、交渉や契約、戦略的提携、TV部門・ブランディングの新規事業にアドバイスする
– ソニーのクリエイティブ中心のレコード・レーベルへの変革を支援(人気ソングライターDr. LukeとKemosabe Recordsを設立等)
5位:デブラ・ラスウェル(Debra Rathwell)
AEG Live 取締役副社長
– 世界第二位のイベント・プロモーション企業において、年間800以上のライブが開催される米東海岸地域を統括
– ジャスティン・ビーバーの世界ツアー、「アメリカン・アイドル・ライブ」、キャリー・アンダーウッド、ザ・フー、ジョン・メレンキャンプなど大物アーティストのツアーで成功を収める
– 2013年はボン・ジョヴィの世界ツアーを東海岸各地で開催予定
6位:リア・ヴォラック(Ria Vollack)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ワールドワイド・ミュージック部門社長 シアター部門上級副社長
– アデルをアルバム「21」のヒット以前に「007 スカイフォール」主題歌で抜擢。
– 「メン・イン・ブラック3」主題歌にピットブルを抜擢, デジタル・ダウンロードで130万を売上
– 2012年には20以上の映画音楽を統括
7位:メリッサ・ローナー(Merissa Lonner)
NBCニュース&スポーツ シニアプロデューサー
– NBCの人気トーク番組「Today」ショーのプロデューサー、番組の音楽ゲストブッキングを担当
– 15000人以上の観衆が集まる中、米国デビュー前のワン・ダイレクションのパフォーマンスを番組でフィーチャー
– ネットで人気を集めたPSYをいち早く「Today」ショーのゲストで紹介、iTunesでのヒットにつなげる
8位:シャロン・ダスター (Sharon Dastur)
クリアチャンネル・ラジオ ニューヨークWHTZ (Z100)プログラム・ディレクター
– ニューヨークという最も困難な市場でWHTZラジオ局を、リスナー数500万人を抱える全国トップ40の一つへと成長させる
– ヒット曲と新人をミックスしたローテーションで2011年は視聴率を20 – 25%増加させる
9位:ブレンダ・ロマノ (Brenda Romano)
インタースコープ・ゲフィン・A&M レコード プロモーション担当社長
– レビューガガ、Dr. Dre、U2などのプロモーションを統括する
– 2011年、プロモーション戦略でMaroon 5, LMFAO, カーリー・レイ・ジェプセン、エリー・ゴールディングでラジオチャート1位を獲得する
– インタースコープ・ゲフィン・A&Mのアーティスト4組がビルボード Mainstream Top 40チャートで1位を獲得、レコード会社別では2012年最多
– Imagine Dragons, ラナ・デル・レイ、フィリップ・フィリップスなど新人アーティストを育成
10位:リヴィア・トーティラ(Livia Tortella)
ワーナー・ブラザース・レコード 共同社長兼COO (最高執行責任者)
– Kimbra, ギャリー・クラーク・ジュニアなどアーティストを発掘し、世界規模でのツアーとプロモーションを実施
– D2C (ディレクト・トゥー・コンシューマー)マーケティングを導入、グリーンデイのバンドサイト「GreenDay.com」で小売店全体で第2位のアルバム予約オーダー数を獲得する
– リンキン・パーク、ブラック・キーズ、ミューズの新作を発表、それぞれ2012年度のチャート上位やアワード・ノミネーションを獲得する
11位:アマンダ・マークス (Amanda Marks)
ユニバーサルミュージック・グループ デジタル事業グローバル・ヘッド
– ユニバーサルミュージックのデジタル事業を昨年同期の77市場から157市場に拡大させる。
– iTunes, Spotify, Google, Vevo, Amazonなどパートナー企業とユニバーサルミュージックの連携を管理するチームを統括する。
– また音楽パートナー企業の世界進出において、戦略やマーケティングのアドバイスをする
– デジタルの役職では、メジャーレコード会社内で最も上位の役職に就く
12位:デブラ・リー (Debra Lee)
BETネットワークス 会長兼最高経営責任者 (CEO)
– 黒人を対象にしたBET (ブラック・エンターテイメント・テレビジョン)ネットワークスをTV放送だけでなく、BET.com、BETデジタル・ネットワーク、BETイベント・プロダクション、BETモバイルなど多分野に事業拡大させる。
– BET「Music Matters」キャンペーンを実施、2012年に注目するアーティストをチャンネルで紹介する施策を開始する
– 米ケーブルTV業界トップ5のアワードショーを全て制作、「BETアワード」(1位)や「ヒップホップ・アワード」(3位、視聴者数310万人)など。
13位:ジュリー・ピラー (Julie Pilat)
– ロサンゼルス1番人気のラジオ局KIISと、2大ロックステーションの一つKYSRでプログラム制作を兼任し、LAの音楽シーンに新しい音楽を注入する
– KIISのコンサート・イベント「Wango Tango」、「98.7Penthouse」を企画運営、ゴティエやフローレンス・アンド・ザ・マシーンなどが参加する
– クリア・チャンネルのブランド・マネジメントチームにて、オルタナティブ担当ブランド・コーディネーターを勤める
14位:キャロル・キンゼル (Carole Kinzel)
Creative Artists Agency エージェント
– コーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーを始めアーティストブッキングを担当
– レディオヘッド、マルーン5、ジョージ・マイケルなどのブッキングエージェント
– ラナ・デル・レイ, フローレンス・アンド・ザ・マシーンなど新人のブッキングエージェントを担当、作品発表前からプロモーションツアー戦略を担当する
15位:ジャッキー・ウィルガー (Jackie Wilgar)
ライブ・ネイション マーケティング担当上級副社長
– ライブ・ネイションのマーケティング施策を担当、2012年にはマーケティング・プログラムを導入し、200以上のコンサートがチケット50万枚以上の販売実績を生む
– ライブ・ネイションのソーシャルメディア施策を統括、900万ドル以上のチケット販売に繋げる
– 2012年の平均チケット売上数15%増加に貢献
16位:マーシャ・ヴラシッチ (Marsha Vlasic)
ICMパートナーズ コンサート担当上席副社長 兼 コンテンポラリー・ロック部門ヘッド
– ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホースの再結成ツアーをコーディネート、6万人をNYのセントラルパークに集めたチャリティ・ライブGlobal Citizen Festivalでヘッドライナーを務める
– 今年で26回目を迎えるBridge School Benefit Concertのブッキングを担当、またオンラインでの有料配信を開始
17位:キャラ・ルイス (Cara Lewis)
Creative Artists Agency エージェント
– CAAの音楽担当エージェントとして、カニエ・ウェスト、エミネム、ピットブル、T.I.、ザ・ルーツなどをクライアントに持つ
– 2012年はエミネムの8年ぶり公演や初の韓国公演を実現、ピットブルのワールドツアー、エリカ・バドゥやChiddy Bangのライブツアー、Q-TipのDJレジデンシーを支援
18位:ティファニー・ヴァン・ラー (Tifanie Van Laar)
ウォールマート シニア音楽バイヤー
– 米最大のCD小売店となったウォールマートの音楽販売を担当、CD5ドル販売戦略を導入
– 全米のCD販売25%を手がけるまでに事業を拡大
– ウォールマート先行販売(ZinePak)戦略を実施、CDに加えインタビューなどを掲載するストア限定の音楽雑誌をパッケージ化
19位:エチオピア・ハブトマリアン (Ethiopia Habtemarian)
ユニバーサルミュージック・パブリッシンググループ 取締役副社長兼アーバン・ミュージック部門代表、モータウン・レコード上級副社長
– ニーヨの新アルバム「R.E.D.」をリリース、ヒット作の無いモータウン復活の基盤を構築する
– ジャスティン・ビーバー、クリス・ブラウン、J.コールをユニバーサルミュージックでは担当
20位: ボゾマ・セント・ジョン (Bozoma Saint John)
ペプシコ社 カルチュラル・ブランディング、音楽、エンターテイメント担当ディレクター
– 飲料水メーカーのペプシの音楽マーケティングを担当
– 音楽オーディション番組「X Factor」のマーケティングをサポート
– ニッキー・ミナージュを採用したグローバルキャンペーン「Live for Now」を開始、ワン・ダイレクション、カルヴィン・ハリスを音楽マーケティングに起用
– マイケル・ジャクソンのBad25周年記念マーケティングキャンペーンを展開
21位:リンダ・ニューマーク (Linda Newmark)
ユニバーサルミュージック・パブリッシング・グループ 取締役副社長 兼 買収戦略グループ代表
– セサミストリートからランDMC等ヒップホップ・アーティストまでの音楽カタログ権を獲得
– カナダの映画配給会社Alliance Filmsとの提携を締結
22位:メリッサ・オーモンド (Melissa Ormond)
– NYCマディソン・スクエア・ガーデン、ラジオシティ・ミュージック・ホール、ロサンゼルスのザ・フォーラム、シカゴ・シアターなど有名イベント会場のブッキングおよび制作を統括
– マディソン・スクエア・ガーデンは会場別の世界興行売上で5820万ドルを上げ6位にランクイン
23位:サラ・ニューカーク (Sara Newkirk)
– レディーガガ、アッシャー、ブルーノ・マース、カーリー・レイ・ジェプセンなどをクライアントに持つエージェント
– アーティストのツアー以外でのマーケティングとブランディングを支援
– レディーガガのYouTubeチャンネル、ファッションブランド、出版、映画デビュー契約を取りまとめる
24位(同率タイ):アレキサンドラ・パトサヴァス、アンドリア・ヴィドラー
Chop Shop Music Groupオーナー、EMIミュージックUK 最高経営責任者 (CEO)
– Chop Shop Music Groupは、音楽史上最も成功したサウンドトラック・シリーズ「トワイライト・サーガ」を制作
– 「Breaking Dawn-Part 2」は初週で93000枚を売り上げる
– EMI UKの2012年は過去4年で最高の国内売上を記録
– 売上総利益の3分の1を、レコード売上以外からの売上にシフトさせる
25位:ザハヴァ・レヴィン (Zahavah Levine)
Google社 Google Play コンテンツ・パートナーシップ担当ディレクター
– Google Playのライセンス契約、レコード会社契約を担当、レコード会社に対して著作権問題に関する支援を提供
– 元YouTube担当主席法律顧問、YouTubeの著作権管理ポリシー策定およびライセンス契約を統括し音楽ビジネスを支援
– リアル・ネットワークでRhapsody音楽配信サービス立ち上げを支援
26位:ダイアナ・モゴヨン (Diana Mogollon)
mun2 ゼネラルマネージャー
– ラティーノ向けテレビ・ネットワークmun2代表、2012年には二桁の視聴率増を上げる
– 多様な音楽プログラムを制作しアーティストの露出を増加させる
27位:ケリー・リッチ (Kelly Rich)
ビッグ・マシーン・レーベル・グループ セールス・マーケティング担当上級副社長
– テイラー・スウィフト、ティム・マクグロウらが所属するカントリー音楽のインディーズ系レーベルビッグ・マシーンでマーケティングを担当
– テイラー・スウィフトの新作「Red」は初週だけで120万枚を売り上げ、2002年以降最大のヒット作となる。
– フロリダ・ジョージア・ライン、ラスカル・フラットらの新作を制作
– ビッグ・マシーンのインタラクティブおよびソーシャルメディア・マーケティングを統括
28位:マーシー・アレン (Marcie Allen)
MAC Presents 社長
– スポンサーシップ・ブッキング・エージェンシーMAC Presents (マック・プレゼンツ)社長として、音楽とブランドのライブ・イベントをミックスさせる
– サムスンGalaxy Noteのプロモーション・キャンペーンをサポート
– サムスン、AT&T、ブラックベリー、Nokia Music等ブランド向けにアーティストのライブブッキングを実現する
– アーティストとブランドのソーシャルメディア活用を支援
29位:キャシー・スパンバーガー (Kathy Spanberger)
peermusic 最高業務責任者 (COO)兼社長
– インディーズパブリッシャーとして、タイリス・ギブソン (Tyrese Gibson)、ニール・スラッシャー (Neil Thrasher)ら人気プロデューサーと共同出版権で契約
– フアネスの「MTV Unplugged」アルバム、ニッキー・ミナージュのヒット「Super Bass」で成功を収める
– 新人Dead Sara, Daniel Jamesとの契約を獲得しヒットを目指す
30位:リサ・ワーデン (Lisa Worden)
ロサンゼルスKROQ アシスタント・プログラム・ディレクター兼音楽ディレクター
– ロサンゼルスの人気ロックラジオ局の一つKROQで17年に渡り音楽ディレクターを努め、
– Alex Clare, Neon Trees, Grouplove等新人をいち早く発掘しラジオでオンエアする
– 局恒例のチャリティ・イベントAcoustic ChristmasとWeenie Roastに携わり、大物アーティストを招き募金活動に貢献する
– 新しいライブ・イベントRed Bull Sound Spaceを開始、コールドプレイ、ブラック・キーズ、M83らを招く
31位:メアリー・アン・マククリーディ (Mary Ann McCready)
– アーティスト・マネジメント会社としてキング・オブ・レオン、キース・アーバン、ミランダ・ランバートらを手がける
– カントリー・ミュージック界のリーダーの一人として、Nashville Music CouncilやCountry Music Hall of Fameなどで大きな影響力を持つ
32位:ジェニファー・ブレイサウプト (Jennifer Breithaupt)
シティ・グループ エンターテイメント・マーケティング担当上級副社長
– ライブ・ネイションとの提携を強化し、チケット先行販売の売上を強化、
– 2012年の先行販売は1700万枚以上にまで拡大
– Citiカード所有者優先の先行販売やイベントを開始、音楽・イベントにおけるCitiブランド確立に寄与する
33位:エイミー・ドイル (Amy Doyle)
MTV 音楽・タレント担当取締役副社長
– 音楽とインタラクティブのフェスティバルSXSWでMTV主催のライブイベントを復活させる、
– Walk the Moon, A$AP Rockyなど多彩なアーティストを新人時代からネットワークでフィーチャーし、ファンに音楽発見の機会を届ける
34位:アリソン・ドナルド (Alison Donald)
コロンビア・レコードUK 共同社長
– 2012年はザ・ヴァクシーンズ、カルヴィン・ハリスの新アルバムで1位を獲得する
– リタ・オラ (Rita Ora)デビュー・アルバムで1位を獲得
– Tom Odell, Lucy Roseら若手アーティストと契約、ロースターを強化
35位:リン・ヘイザン (Lynn Hazan)
エピック・レコード代表兼最高財務責任者 (CFO)
– エピック・レコードの会長兼CEOのL.A. リードと共に名門レーベルの再編を担う
– 社内の財務、A&R、運営、リリース戦略、販売、ライセンス事業を改革
– エピックのアルバムシェアは昨年比1%増の2.7%へ
36位:エイミー・シュリーファー (Amy Schriefer)
NPR Music シニア・プロダクト・マネージャー
– リリース前に新アルバムをどのメディアよりも先にプレビューするラジオ・プログラム「First Listen」を統括、アルバム1枚に付き100万人以上のリスナーを誘導する
– SXSW, CMJなど大型音楽イベントとの提携や、人気番組「All Songs Considered」を主要都市から放送する夏ツアーを実施、新しいラジオリスナーへのリーチを拡大する
37位:カーラ・ウォレス (Carla Wallace)
Big Yellow Dog Music共同オーナー 兼 代表
– カントリー・ミュージックのインディーズパブリッシャー代表として、キャリー・アンダーウッドの「Blown Away」やルーク・ブライアンの「Drunk on You」などをプロデュース
-「ボーン・レガシー」などハリウッド映画へ楽曲を提供
– ティム・マクグロウやスーザン・ボイルのアルバムへ楽曲を提供する
38位:ケイト・マクマホン (Kate McMahon)
Messina Group/AEG Live 副社長兼マーケティング担当シニアディレクター
– 全米23ヶ所のフットボール場・野球場で開催されたカントリー歌手ティム・マクグロウとケニー・チェスニーの「The Brothers of the Sun」ツアーを担当、110万人以上を動員し9650万ドル以上の利益を挙げる
– ジョージ・ストレイトのツアーを10都市で開催、チケットは全て完売し960万ドル以上の利益を挙げる
– アメリカン・エキスプレス、コロナビール、コスタ・デル・マーなどブランドとのプロモーション契約を統括
39位:Anjula Acharia-Bath
Desi Hits 最高経営責任者(CEO)
– インドの音楽、映画、エンターテイメントを紹介するポータルサイトDesihits.comを立ち上げ、音楽業界から資金調達を受ける
– レディーガガのインドTVデビューや、エンリケ・イグレシアスのインドツアーをコーディネート
40位:ベッカ・ティスチェッカー Beka Tischker
Advanced Alternative Media プロデューサー
– Dr. Luke (ワンダイレクション), Kool Kojak(Ke$ha), Emily Wright (Karmin)など人気プロデューサーやソングライターが所属するチームをマネージする
– マドンナの「Masterpiece」を手がけたプロデューサー、ジュリー・フロストを獲得
最後まで読んでいただきありがとうございました。