米国テネシー州で毎夏開催される大型野外音楽フェスティバル、ボナルー・フェスティバル(Bonnaroo Music and Arts Festival)は、 米国で初めて音楽フェスティバル向けに太陽光発電用の大型ソーラーパネルを設置したことを発表しました。
公式サイト:http://www.bonnaroo.com/
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2002年の初開催以来、毎年6月に広大な農地で行われるボナルー・フェスティバルは、今年は6月13日から16日の4日間に渡って開催が決まっています。2012年はレディオヘッド、フィッシュ、Skrillexなどアーティスト150組以上が参加し、8万人以上を動員したと推定されているほど、米国でもコーチェラ・フェスティバル、ロラパルーザと並ぶ人気フェスです。
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フェスのオーガナイザーは、再生可能エネルギー開発企業のEncore Redevelopmentと地元の太陽光発電会社Sustainable Futureと手を組み、196枚の大型パネルを設置完了。年間61000キロワット時以上の電力を供給でき、これは音楽フェスに必要な電力の約20%に相当する量になり、すでにソーラーパネルは今年のフェスに向けて発動開始しています。
この取組みで最も素晴らしいと思ったのは、このソーラーパネル設立の資金は、過去3年間のフェスティバル参加者によるチケット購入時の寄付金と、昨年の全チケット販売からの1ドルで実現していることです。ステージのライトや映像の電力を自分のチケット代で実現していると思うと、なんだか特別な思いになると思いませんか?
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ボナルー・フェスティバルは、環境問題に積極的に取り組む音楽フェスティバルを評価する「A Greener Festival」アワードをこれまで6年連続で受賞しており、環境にやさしい音楽フェスティバルとして広く認知されています。
ボナルー・フェスティバルは今月に2013年のラインナップを発表する予定です。
今年のチケットはこれから販売予定ですので、参加希望の方はFacebook、Twitter、公式サイトの発表をお見逃しなく!
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