これでますます音楽発見機能の重要性が増しますね。
欧米で人気を集める、聴き放題できるクラウド型月額定額制の音楽ストリーミングサービス『Spotify』が、これまで欧州で展開していた楽曲ダウンロード販売を停止しました。
image via Pocket-lint
有料のプレミアム会員（月額10ドル有料会員）アカウントでトラックをダウンロードしようとすると、上記の表示に切り替わります。その代わりに、これまで購入したダウンロードや、Spotifyのギフトカードは継続して利用することが可能です。
We’re no longer supporting new download purchases on Spotify
テック系メディアPocket-lintに答えたSpotifyによれば、ダウンロード販売の終了はサービスの簡素化の一部で、昨年末に発表した音楽発見の新機能に注力するためだとのこと。一方で、将来的にはダウンロード販売を再開する可能性があるとも回答しています。
ダウンロード販売のスクリーンショット
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Spotifyのダウンロードサービスは、Spotifyが当初サービスを開始したスウェーデンや英国など欧州マーケットで有料のプレミアム会員が利用可能なサービスで、米国などそれ以外の市場では提供していませんでした。このことからも、ダウンロード販売はSpotifyの今後の戦略には、あまりフィットしなかったのでしょうね。
この決定は、Spotifyが「サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス」として、パーソナルな音楽発見機能を充実させてユーザーをダウンロード販売へとつなげるモデルにフォーカスしていく方向性の表れでしょうね。
未だに日本上陸していないSpotifyですが、現在世界17ヶ国で定額制音楽聴き放題サービスを展開し、アクティブユーザー数2000万人以上、有料会員数は500万人へと増加しました。
無料プラン(広告、再生回数制限付き)
有料プラン「アンリミテッド・プラン」（月額5ドル、PCアクセス）
有料プラン「プレミアム・プラン」（月額10ドル、PC・モバイルアクセス）
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ソース
Spotify suspends music download service in the UK (1/4 Pocket-lint)
