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YouTubeはカントリーミュージック専用のチャンネル「Country Now」を立ち上げました。

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YouTubeの専用チャンネルでは、レギュラーの番組やオリジナルプログラムが制作される予定です。チャンネルではカントリーミュージックの聖地ナッシュビルのアーティストやレーベルをフィーチャーしたコンテンツが製作されます。YouTubeはチャンネル立ち上げでロサンゼルスの音楽マーケティング専門会社Greenlight Mediaと提携しました。

プロモ動画

この提携では、大きなメディアやサイトが存在せず分断されているカントリーミュージック・シーン内で、情報を欲しているファンへのリーチ拡大や、十分なオンラインでのプレゼンスが得られていないカントリーミュージックのアーティストが定期的に集まれるコミュニティハブの創出を目指します。

YouTubeはアマチュアの投稿動画に加えて、テレビ番組形式のYouTube番組の制作に年々チカラを注いでおり、2012年にはこの分野に1億ドルが投資され、YouTube限定のコンテンツを配信するチャンネルを約100チャンネル立ち上げました。

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配信される番組で決定しているのは以下の4つの番組。
– Hear & Now:最新のカントリーヒット曲を毎週紹介
– OMC!:ファッション番組
– Weekly Country Download:カントリーミュージックのニュース、レビュー
– I Luv My Country:カントリー・ミュージックPV番組

WeeklyとI Luvを製作するのは、テイラー・スウィフトキャリー・アンダーウェアの音楽PVを製作しているナッシュビルのプロダクション「Revolution Pictures」。チカラの入れようが突出しています。

日本も今日(15日)からクリエーターが自由に無料で使えるYouTubeスタジオ「YouTube Space Tokyo」が開設されました。でも本当に必要なのは、コンテンツをコンスタントに配信するチャンネルへの投資だったのじゃないかな? とCountry Nowのハブとしての役割を考えるとそう思ってしまいます。


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ソース


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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