Skype元創業者による米国発の音楽ストリーミングサービス「Rdio」は、新たに7カ国でサービス提供を開始しました。これでRdioはサービス提供を24カ国に拡大し、Spotifyの23ヶ国を超えました(数字上は)。
新たにサービスインしたのは、メキシコ、アイルランド、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、オーストリアです。Rdioはすでに米国や欧州各国、ブラジルなど主要市場へ展開しているため、今回は新しい市場への展開を実現しました。これにより、今後も新市場への展開が予想されます。そうなると気になるのは、日本でのローンチ時期も迫ってきているのではないでしょうか?
Rdioはまたブラジルで無料聴き放題を6ヶ月に延長すると発表しました。新規ユーザは加入後最初の6ヶ月は無料で音楽ストリーミング再生ができ、その後は有料会員になるかサービス利用を止めるか選択があります。
Rdioはまた全ての無料会員にモバイルアプリでの無料聴き放題を14日オープンにすると発表しました。同時にiOSアプリをアップデートし(Androidoアプリは先週アップデート済み)、新しい機能を追加しています。
Rdioは、Spotify同様にウェブやモバイルからアクセスできる月額定額制の音楽ストリーミングサービス。Rdioにはウェブブラウザでアクセスできる利点があり、デスクトップ・アプリケーションをダウンロードする必要があるSpotifyと違い手軽なアクセスが特徴でした。しかし現在Spotifyはウェブブラウザ型プレーヤーを実験的にロールアウトしており、Rdioの優位性も徐々に薄まっています。
Rdio社内では、新プロジェクトとして動画サービス「Vdio」の開発も進んでいます。VdioはRdioの音楽サービスを補完する一部になる予定です。SpotifyやPandoraやその他の音楽ストリーミングサービスとは違った音楽体験の考え方が背景にはあるようで、どのようにRdioに組み込まれるのか注目していきたいです。
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ソース
With Spotify On The Web Horizon, Rdio Takes Its Browser-Based Music Service To 7 New Markets; Now Reaching 24 (3/12 TechCrunch)