先日、ピンク・フロイドのカタログをアンロックするユーザー参加型キャンペーンをSpotifyが開始したことを紹介しました。

あのピンク・フロイドの全カタログがSpotifyで配信間近! 再生するたびに実現に近づくユーザー参加型キャンペーン

開始から4日後の6月17日にSpotifyは、ピンク・フロイドの全カタログがオンデマンドで配信可能になったことを発表しました。

Glory - Liz Phair - Spotify

http://open.spotify.com/artist/0k17h0D3J5VfsdmQ1iZtE9

わずか3日間で「Wish we were here」の100万ストリーミング再生を達成してしまいました。Spotifyや音楽ストリーミングにも、ピンク・フロイドファンがこれだけいるのかと思うと、根強い音楽ファンもストリーミングサービスを利用しているということですね。

ピンク・フロイドの公式Twitterでも発表

ピンク・フロイドは、レコード会社(EMI)とSpotifyがライセンス契約で合意したにもかかわらず、配信が許可されなかった大物アーティストの1組でした。特にピンク・フロイドの場合は、どの音楽ストリーミングサービスでもこれまで配信を控えてきたアーティストでしたので、ユーザーやリスナーの間では、いつ配信を開始するのかが議論の対象になってきました。

Spotifyの発表と同時に、競合する音楽ストリーミングサービス「Rdio」でもピンク・フロイドのカタログの配信が開始しました。正確に言えばRdioの場合はカタログを新バージョンに一新しての配信再開になります。

 

Albums by Pink Floyd – Rdio

音楽ファン特にコアなリスナーなら自分の好きなアーティストや、自分が昔聴いていた曲が音楽ストリーミングサービスで聴けるに越したことはありません。特に楽曲やジャンルの選択においては統一性をもたせたサービスを提供したいところはどの企業も狙っている所です。個人的な趣味にマッチした音楽の品揃えだけに注力しても、一般的な音楽リスナーには受け入れられないでしょう。ですが音楽ストリーミングサービスにとって、バリエーションの豊かさや品揃えは、ユーザーに音楽サービスを楽しんでもらい、新しい音楽を知るキッカケを生み出す意味で今後も重要になっていくと感じます。

 

ソース
Fans Unlock Pink Floyd Catalogue on Spotify(6/17 Spotify Blog)

Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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