海外ニュースですが、新しい動きです。
Googleは、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「Google Play Music All Access」(GPMAA)を、オーストラリアとニュージーランドで開始したことをTwitterで明らかにしました。
Grab your headphones, Australia and New Zealand! Start your free trial of #GooglePlayMusic #AllAccess: http://t.co/cY8qhlWBDx
— Google Play (@GooglePlay) July 18, 2013
オセアニアのユーザーは30日の無料トライアルでGPMAAを体験でき、気に入ったら月額9.99ドルの有料会員としてサービスを利用できます。
Google Play Music All Accessは今年の5月に開始した定額制の音楽ストリーミングサービスであり、音楽ディスカバリー・サービスです。ユーザーはAndroidまたはウェブで、Google Playの音楽や、自分がクラウド上にアップロードした音楽にアクセスし、いつでも音楽を聴き放題することができます。
- 広告無しの音楽ストリーミングサービス
- パーソナライズド・オンラインラジオ
- 過去に聴いた音楽のテイストをベースにしたレコメンデーション機能
しかし、Googleのような大企業のサービスであっても、新しいサービスが大きく人気を博すまでには、以下の様に様々な障害があります。サービス開始から約2ヶ月が経ち、初めて新しい動きが起こりました。
- これまでは米国でのみ利用が可能
- フリー(無料)で使えず、有料プランも月額9.99ドルの1パターンのみ
- Androidのみでの利用で、iOSアプリがまだリリースされていない
GoogleがGPMAAを全くPRしていないのは非常に残念に思います。しかしAndroidという巨大なモバイルプラットフォームを持つ企業ですので、ポテンシャルは無限大だと感じます。GoogleやAppleのような大企業が音楽の分野で新しいビジネスモデルに取り組むことで、音楽業界のデジタル化とモバイル化への流れは今後ますますスピードアップしていくと思います。
ソース
Google Play Music All Access debuts Down Under, koalas and kiwis rejoice(7/18 Engadget)