音楽ストリーミングサービス「スポティファイ」が台湾でサービスを開始しました。またスポティファイは台湾を含む新たに4市場で本日サービスインし、世界展開を32ヶ国に拡大しました。
新たにサービスインしたのは台湾の他に、アルゼンチン、ギリシャ、そしてトルコです。以下はスポティファイが展開する国の一覧です。
「Tech in Asia」によれば、スポティファイの台湾サイト「http://www.spotify.com/tw」が今日24日に立ち上がり、ユーザー登録が始まった模様。
スポティファイの台湾版では無料と有料の2プランが用意されています。無料プランでは、広告付きの無制限聴き放題ができるデスクトップ向けサービス。有料のプレミアムプランでは、月額150NTドル(約5ドル)を支払うことで、広告無しの視聴やオフライン再生がデスクトップとモバイルから楽しめます。
またスポティファイはSpotify台湾用にTwitterアカウントを設置しています。ですが、現在こちらでは情報配信はまだ始まっていません。
https://twitter.com/SpotifyTaiwan
台湾への進出はスポティファイにとって香港、マレーシア、シンガポールに続くアジア圏内でのサービス展開になります。また台湾は、同国で始まった音楽ストリーミングサービス「KKBox」が大きなシェアを握っているマーケットです。
さらに米国ではアップルが無料の音楽ストリーミングサービス「iTunes Radio」を開始し、今後はiTunesストアを展開する国での国際展開も予想されています。スポティファイの動きは、2月に3ヶ国、4月に8ヶ国へ新規参入した流れに続き、9ヶ月間で15ヶ国に進出するという世界展開戦略を急速に勧めています。
新たに進出した市場、特に既存の音楽ストリーミングサービスがすでに存在する台湾でスポティファイがどのようにプロモーション活動を行い、新規ユーザーを獲得していくのか、有料ユーザーを確保していくのか、動向が気になります。今後も注目していきたいと思います。
スポティファイ関連情報はこちらをチェック!
https://www.facebook.com/Spotify
https://twitter.com/spotify
ソース
Popular music-streaming app Spotify adds Taiwan to its roster of Asian countries(9/24 Tech in Asia)
Spotify is now live in 32 countries after launching in Taiwan, Argentina, Greece and Turkey(9/24 The Next Web)