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デジタル音楽の大手ディストリビューター「TuneCore」は、同社が配信するアーティストへの支払い総額が3億3000万ドルに達したことを発表しました。

TuneCoreは2006年に運営を開始し、これまでiTunesやAmazon MP3、Spotifyなど音楽ストリーミングサービスでのダウンロード数およびストリーミング再生回数は、40億以上を突破しています。

TunesCoreはまた2013年1月から9月までのアーティスト収益が、昨年比135%増加したことが明らかになりました。TuneCoreは4ヶ月前にアーティストへの支払い累計額が3億ドルを突破したと発表したばかりでした。

TuneCoreは、アーティストが独自にiTunesやAmazon, SpotifyやRdioなど世界中のデジタル音楽ストアに楽曲を配信できるDIYディストリビューション・サービスです。アーティストはアルバム単位、シングル単位、リングトーン単位で配信を選択でき、アルバムは年間4980円、曲単位なら年間1480円で使えます。音楽ストアからの売上100%はアーティストに還元される、まさにデジタル音楽時代のアーティストに最適なサービスです。

2012年からは日本でも「TuneCore Japan」が活動を開始し、日本人アーティストの活動を支援しています。

デジタル配信サービス大手TuneCore、音楽アプリ最大手ShazamとGracenoteと提携、アーティストの収益化を支援

ソース
TuneCore Reports $330 Million Artists’ Earnings Milestone (Exclusive)(10/15 Billboard.biz)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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