オンラインラジオサービスのLast.fmは、音楽ストリーミングサービスSpotifyと提携し、オンデマンドのストリーミング再生を強化します。この連携によってLast.fmユーザーはSpotifyの全カタログを楽しめるようになります。
Last.fmユーザーは、Spotifyの2000万曲以上の音楽カタログを、トラック/アルバム/プレイリスト/Spotifyレコメンデーション別に視聴できるようになります。トラックのプレイボタンをクリックすると、Spotifyがバックグラウンドで立ち上がり再生が始まります。
Last.fmでSpotifyを利用できるオプションは、Spotifyが展開される世界55カ国で本日から始まります。Last.fmユーザーは、新たにSpotifyでフリーまたは有料アカウントを作成するか、既存のSpotifyアカウントにLast.fmのユーザープロフィールを同期する必要があります。
Last.fmにとってこの提携は、Spotifyが持つ膨大なメインストリートの楽曲へのアクセスをユーザーに提供できるようになります。
Last.fmとSpotifyの連携は、すでにSpotify音楽アプリでも始まっています。サードパーティがSpotifyのAPIを使って自由に音楽アプリを構築できる音楽アプリプラットフォーム戦略をSpotifyが発表した2011年11月からLast.fmはパートナー企業として参加しており、現在Last.fmのSpotify音楽アプリは、人気トップ10に入るほど利用されています。
Get on-demand music streaming on Last.fm with Spotify(1/29 Spotify)
Last.fm will now stream Spotify’s catalogue of 20 million songs (1/29 Pocket-lint)