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CarPlayが話題になっているアップルですが、音楽事業もすでに次の段階に進んでいる模様です。

アップルは2013年9月にローンチした無料の音楽サービス「iTunes Radio」を、iOS 8ではスタンドアローンのアプリとしてリリースする可能性が出てきました。iTunes RadioはiOS端末の「Music」アプリとiTunesのオプション機能で、ユーザーが選んだ好きなアーティストや楽曲、アルバムを解析して似ている音楽を自動でレコメンドしてくれるパーソナライズド・ラジオサービスです。アップルはiTunes Radioを利用して、PandoraやSpotifyなど先行する音楽ストリーミングサービスの領域で勝負します。

9to5macによれば、アプリのスタンドアローン化はまだテスト段階でiOS 8に統合される可能性も残されています。ですが、もし独立したアプリとしてリリースされれば、iOS搭載端末=次期iPhoneにはiTunes Radioがプリインストールされて出荷される可能性があります。これによって、ユーザーはSpotifyやPandoraアプリを立ち上げるのとおなじ感覚で、iTunes Radioアプリを立ち上げ音楽サービスを開始することが可能になります。、新規ユーザー間への利用拡大や広告主獲得といった点でも利点が生まれサービスの成長に直接つながることが期待されます。

ソース
Apple Mulls Breaking Out iTunes Radio As Its Own App In iOS 8, Report Claims(3/13 TechCrunch)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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