スマホを向けるだけで再生している楽曲を判別してくれる、音楽情報認識アプリ「Shazam」は、世界最大規模のダンスミュージックストア「Juno」と独占的提携で合意し、アナログレコードを含むJunoのデータベースに含まれるダンストラックへ音楽認識機能を拡大しました。
世界で4億2000万人以上のユーザーを誇るShazamと、400万曲以上のダウンロードトラックと10万以上のアナログレコードのカタログを持つJunoが連携することによって、EDM、ダンスミュージック好きなShazamユーザーはEDMイベントやクラブでDJがプレイする楽曲をアナログレコード限定リリースでも認識することが可能になりました。
この連携は、昨今の若者間での人気で市場が拡大しているEDMイベントとアナログレコードのファン層にとっては非常に大きなメリットが期待できます。ユーザーはイベントの最中でも気になる音楽をShazamでタグ付けし、視聴や購入することができるようになります。その結果、イベント後もDJがプレイしたセットリストをShazamで楽しんだり、楽曲をダウンロードして、イベントの高揚感を継続的に維持できる音楽体験が実現できるようになります。
またアナログレコードは世界的に人気が再発し、昨年は過去15年で最高の売上記録を達成しました。Junoでは昨年アナログレコードの売上が20%以上増加しました。現在毎週著名アーティストから新人アーティストまで、400枚以上のアナログレコードをリリースしています。
Junoの楽曲データベースはすでにShazamアプリと連携が完了しています。
ShazamとJunoの連携は、今週開催されているダンスミュージックの業界カンファレンス「Winter Music Conference」で発表され、そして今週末28日からマイアミで開催される3日間の大型野外EDMフェス「Ultra Music Festival 2014」直前のタイミングでの発表となったことで、ダンスミュージックファンにとっては注目度の高いうれしいニュースとなりました。