日本では音楽サービスが使われる利用シーンは、電車の中だったり自宅でリラックスしている時だったり、プライベートな時間をイメージする場合が多いですが、世界では音楽サービスは仕事場でも活躍しています。
特に、定額制音楽ストリーミングサービスなら、通勤中だけでなく仕事場でも音楽へ自由にアクセスできるので、集中したい時や退屈をしのぎたい時、気分を変えたい時に好きな音楽が聴けてとても有効です。ですので、音楽が仕事に与える影響においても、音楽を「所有」するよりも「アクセス」するクラウドモデルの音楽サービスの普及で、変わろうとしています。どれくらいの人が仕事場で音楽を聴いているのか、について世界56ヶ国で聴き放題の音楽を提供する、定額制音楽サービスSpotifyが面白い調査をしています。
Spotifyは、リサーチ・コンサルタントのAnneli Haake博士と共同で仕事場で人がどのように音楽を聴いているか、についてのリサーチを行い自社のブログで調査結果を発表しました。
調査によれば、回答者の約2/3に当たる61%がデスクで音楽を聴いているとの結果になり、音楽を聴くことでより生産的で作業が楽しく感じられると答えています。また36%が、音楽が1日を乗り切るのを助けてくれると答えています。特に平均15%は、午前9時〜午前11時、午前11時〜午後1時、午後2時〜午後4時のには必ず音楽を聴いていると答えるなど、時間帯での聴き方も分かれています。
音楽は仕事の退屈感を和らげてくれると答えたのは20%で、また音楽を”うるさい”同僚から逃れるために聴くと16%が答えています。
回答者の好きな音楽をジャンル別に分けてみると、34%がポップ、29%がロック、22%がインディーズとジャンルになりました。
最も聴かれているアーティストはアデル(16%)、アークティック・モンキーズ(14%)、リアーナ、マムフォード・アンド・サンズ(双方13%)、ビヨンセ、ブルーノ・マーズ、ケイティ・ペリー(12%)と回答者は答えています。
音楽は仕事や勉強している時に聴いていた方が集中できるという人は多いですよね。また簡単に気分転換をする時にも音楽は大事。いつでも気軽に音楽聴けるようなライフスタイルが広がれば理想的ですね。
ソース
Spotify
Spotify Releases Study on Music Listening Habits at Work(4/14 Billboard)