エミネムが「Headlights」の音楽ビデオを、母の日の5月11日に公開しました。そのビデオでエミネムは映像とラップを通じて、母親に対して過去の言動を謝罪するメッセージを母の日のプレゼントとして贈っています。

監督はなんとスパイク・リー。ビデオは、エミネムの母親デビー・マザーズの目線で、息子に会いたくても会えない日常の辛さを一人称視点で辿っていきながら、最後は家族のつながりをとりもどすストーリー性ある感動のビデオです。

YouTubeの試聴会数は183万5555回。Facebookの投稿には320897人がいいね!し、24090回シェアされています(5月12日12:00pm)。「Headlights」はエミネムの最新アルバム「The Marshall Mathers LP2」に収録されています。

「Headlights」は、キャリアを通して母親に対してネガティブな発言を行なってきたエミネムが、「許して欲しい」と何度も謝り和解を求めるパーソナルな想いの強い曲です。

Did I take it too far?/ ‘Cleaning Out My Closet’/and all them other songs/But regardless I don’t hate you ‘cause/Ma, you’re still beautiful to me/’cause you’re my mom

ティザー動画は9日に公開し、ファンの興味や話題を盛り上げるのに一役買っています。アーティストから母親へのプレゼント。過激な言動が注目されがちなエミネムの普段とは違う素顔が見れた気がして、さらにまた惚れました。

ソース
Eminem Apologizes to Mom in Emotional Mother’s Day Music Video(5/11 Mashable)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
取材、記事執筆、リサーチ、音楽ビジネスやストリーミング、海外PRに関するコンサルティングのご相談は、お問い合わせからご連絡を宜しくお願い致します。

  • プロフィール
  • お問い合わせ