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今の時代、音楽はネットがあればどこでも聴くことができます。ですが人によって、音楽を聴く手段は千差万別。iTunesストアだけでなく、音楽ストリーミングやモバイル、カーラジオなどデジタル音楽サービスが普及しているアメリカならなおさら選択肢が分かれるはずです。

ニールセンが発表したデータは非常に分かりやすくリスナー行動を示しています。

このインフォグラフィックでは、音楽ストリーミングサービスを利用している割合 (無料&有料)、音楽を聴くデバイス、音楽発見 (ミュージックディスカバリー)の方法、日常で音楽視聴に割く率を地域別に出しています。

例えばオレゴン、ワシントン、カリフォルニア、アラスカ、ハワイの西海岸は、音楽ストリーミングサービスの利用が全米で最も高くなっています。またどの地域でも、音楽を聴く手段にカーラジオがあるところは、自動車社会のアメリカらしいですね。

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この調査はニールセンが13歳以上のアメリカ人2553人を対象に行った調査です。

このデータを見ると世界トップの音楽市場アメリカがこれだけバラバラなだけに、2位の日本のリスナー行動も気になります。また音楽ストリーミングやカーラジオの普及が大きくなっている市場ということも再確認できmした。これらの領域がどれだけ拡大するのか、別のサービスが台頭するのか、注目です。

ソース
Music Mapped Out: How Fans Interact With Music Across U.S. Regions [INFOGRAPHIC] (5/11 hypebot)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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