これが未来のDJか!
エレクトロニック・ミュージック・シーンの第一人者であり、物議を醸す発言で常に話題を集めるカナダ人トラックメイカーDeadmau5(デッドマウス)ことジョエル・ジマーマン (Joel Zimmerman)が新しい未来的なDJツールをチラ見せしています。最先端のテクノロジーに対して常にオープンなDeadmau5を象徴する、斬新なツールがネットで話題になっていますよ。
https://twitter.com/deadmau5
http://live.deadmau5.com/
Deadmau5はライブ時には巨大なキューブ型ステージを組み立ててプレイすることで知ることで知られています。そのキューブの中に置かれた新しいタッチスクリーン型DJソフトウェアをリアルタイムでプレイする様子がInstagramに投稿されました。
こちらの動画はベルギーで開催された大型野外フェス「Pukkelpop 2014」で本人が撮影したセットアップの様子。マイクロソフトのロゴが入ったタッチスクリーンには、3つの光るキューブが回転して、指で側面をタッチしてビートやドラムサウンドをコントロールしている様子。さらにその下には上下に指で操作するスライダーか、タップして切り替えるボタンのようなものも表示されています。
この動画だけだと短くて何をどう操作するのかも一切謎のまま。でもアプリでもなく、「トロン」みたいに今まで見たこともない未来的なインターフェースがカッコイイ。
これは恐らくDeadmau5とマイクロソフトが協力して進めているDJプロジェクトの進化系。マイクロソフトが2013年に買収したタッチインターフェース専門のスタートアップ「Perceptive Pixel」のテクノロジーを応用したDJコントローラーと考えられます。
実はDeadmau5は昨年10月にマイクロソフトとのコラボレーションで、指でノブやパッドをウネウネと操作する、55インチのタッチパネル型DJコントローラーの初期版を動画で紹介していました。今回のInstagramから推測すると、コントローラーはライブ環境ですでに利用が可能になるほど、開発が進んでいる様子。
一体どんなライブになるのか、Deadmau5はこれまで何も語っていません。無言を貫かれるほど、どんなライブになるのか、一度生で見たくなってきますね。
Deadmau5の新アルバム「while(1<2)」は、現在発売中です。今秋には9月1日にはロンドンで開催された「iTunes Festival」に出演するなど、相変わらず精力的に活動中。早く日本来日実現しないかな?
ソース
Deadmau5 unveils touch screen DJ software set up in the Cube – Dancing Astronaut (Dancing Astronaut)
Deadmau5 Shows Off Touch Screen DJ Software Live From The Cube(EDMtunes)