LINEが今日開催されたイベント「LINE CONFERENCE Tokyo 2014」で新たにサブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」を開始すると発表、同時にソニーミュージックとAvex GroupとLINEで組んだ新会社LINE MUSIC株式会社(仮)を設立することを発表しました。
新サービスの開始時期は発表されませんでしたが、後日詳細について新たな発表があるとのことでした。新会社の設立は2014年10月を予定。
実際にLINE MUSICは2013年に発表されていました。しかし、LINEの舛田CSMOによれば、「カタログ」「価格帯」「ミュージックディスカバリー」「ビジネスモデル」の4領域でベストな音楽体験が提供できないと判断したために新しいビジネスの機会を模索してきたそうです。
LINEが目指す新しいサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスは、これまでの日本の音楽ビジネスの常識に新たな1ページと成る「全く新しい音楽体験」です。
発表されたのは、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスを提供し運営するための新会社「LINE MUSIC株式会社」です。パートナーにソニーミュージックとエイベックス・デジタル株式会社が参画、音楽コンテンツやサービスの開発を進めていきます。
サービス開始の時期は現在は未定ですが、今後協議を進めて、後日詳細を発表していくそうです。
LINEに音楽コンテンツ事業が本格的に加わり、LINEのコミュニケーションプラットフォームでアーティストとファンをつなぐ接点が広がりました。
これまで日本ではなかなか定着できなかった、「サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス」ですが、コミュニケーションのスタンダードの一つとなったLINEによって、より一般消費者にまで広がる可能性が増えました。LINEの参入によって、SpotifyやYouTube/グーグル、アップルなど今後海外の音楽企業が、日本の音楽市場への参入や活動を活発化し、日本の音楽市場が盛り上がり、ファンがアーティストとつながり、音楽を楽しむ文化が生まれることに期待したいと思います。