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日本を代表するアーティストで音楽プロデューサーの小室哲哉さんが音楽の未来について語るインタビュー。パトロン制の音楽ビジネスや音楽ビジネスとテクノロジーの関係性の本質をとらえた前半に続く後半では、小室さんが注目する音楽テクノロジーと、巨大な規模の音楽ファンと感動を共有するために、音楽クリエイターとしてそして音楽ビジネスを生み出す者として何ができるのかに迫ります。

前編はコチラ小室哲哉 独占インタビュー:「音楽は200年サイクルで革新が起きる」テクノロジーと音楽で感動を共有するための可能性とは?

小室 哲哉 | Tetsuya Komuro
アーティスト
83年、宇都宮隆、木根尚登とTM Networkを結成し、84年に「金曜日のライオン」でデビュー。同ユニットのリーダーとして、早くからその音楽的才能を開花。
93年にtrfを手がけたことがきっかけで、一気にプロデューサーとしてブレイクした。以後、篠原涼子、安室奈美恵、華原朋美、H Jungle With t、globeなど、自身が手がけたアーティストが次々にミリオンヒット。2010年、作曲家としての活動を再開。AAA、森進一、北乃きい、超新星、SMAP、浜崎あゆみなど幅広いアーティストに楽曲を提供している。
2014年4月、自身のソロアルバム「TETSUYA KOMURO EDM TOKYO」と、デビュー30周年を迎えたTM Networkとしてもセルフリプロダクトアルバム「DRESS2」とシングル「LOUD」をリリース。9月にはライブBlu-ray/DVD「TM Network 30th 1984~ the beginning of the end」をリリースし、10月29日からは続編となる全国ツアー「TM Network 30th 1984~ QUIT30」を開催し、同時に7年ぶりとなるオリジナルアルバム「QUIT30」をリリース。

音楽テクノロジストが期待する「新時代」

コウガミ:今後、アーティストとテクノロジーはどう関係を築いていけると思いますか?

小室さん:アーティストとテクノロジーが組んで新しいことを起こせると思います。僕がすごく期待を感じた瞬間は、ロンドンのテムズ川でdeadmau5とノキアが仕掛けたプロジェクションマッピング。あれが実現したおかげで、「音と映像がリアルタイムで同期して面白い!」とか見てる人は感じただろうし、「プロジェクションマッピングって凄いな!」とネットで見た人は世界中に増えただろうしね。あれでみんな21世紀の音楽が変わるだろうなとすごく期待したんですよ。

Tomorrowlandのハイライトを見てた時に「あれ?」みたいな違和感を感じたのね。雰囲気とかやっていることは凄いんですよ。でも出てくるエフェクトはすべて今あるものばかりで、技術のコラボレーションは面白いけれど、「何これ!?」みたいなテクノロジーは何も見当たらなかったよね。だから「長くはない」と感じました。

コウガミ:スタジオ制作だけでなく、ライブもする小室さんが期待するテクノロジーはどんな進化型なのでしょうか?

小室さん:僕が面白いと思って期待しているのは、音楽と連動して操作する映像やエフェクトの領域。流れる音楽や演奏がトリガーとなってグラフィックが現れたりアーティストが操作できたりする映像との連携は面白いと前から思っています。

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小室さん:ただ、現在は音楽としてアートの世界にまでは行き着いていない感じもするので、まだ余白というか可能性が残されている。イノベーションを起こすことも可能だと思う。例えば僕がピアノでメロディーを弾くと、僕が表現したい思いを正確に映像が表現してくれれば、これは音楽を先導するテクノロジーだと思うんだよね。たぶん現代アートの世界とかでは実現していると思う。だけどもっと普遍的な、例えばアップルのロゴくらいシンプルでみんなが理解できるレベルにまで持って行ければ、ただ驚かせるための映像ではなくて、良い思い出として記憶に残る体験が作れればと思う。

もう一つあるんだけど。今年の夏、USJの「ハリー・ポッター」(ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター)を見に行った子どもや親子連れはものすごい数がいるはず。あの人気を見て思ったのが、3Dの映像を映画館で見るよりも、リアルなアトラクションに接したほうが満足度が高いと思った。 映画館で2時間もメガネを掛けて座ったままで前しか見えない映像が限界。見る人によっては飛び出し感やパースペクティブも感じないだろうし、気分も悪くなる人もいるかもしれない。だったら2Dでいいから現実の世界に映画のストーリーを精巧に再現したほうが、お客さんが楽しんでくれると思う。

で、その裏ではテクノロジー側が没入感が実現できる3Dテクノロジーを開発して映画クリエイターに追いつこうとしていて、いずれ立体感やストーリーが楽しめる技術が生まれる日が来ると思う。ただ今は3D映画のような映像技術よりも現実のほうが満足度が高かい気がする。

リアルが勝ち始めている。Tomorrowlandも、セットごとにレーザーや炎や煙は出る、花火もあがる、リストバンドはFacebookと連携する、やれる限りのことをやってて、あと何ができるの?って思う。来年どうするの?って気になるよね。オーガナイザーは、どんなテクノロジーが使えるのか、どんなデバイスでリアルな体験を引き上げられるか、待ってるはずと思う。

コウガミ:音楽を作ること自体は、今後2−3年でどう変わっていくと思います?

小室さん:今言われる「ストリーミング」「クラウド」は、実態が存在しないという部分ではさっき話した映像と似ていると思っているけれど、音楽って長く聞けば聴くほど人の人生に密接につながってくるもので、何か残したいとユーザーが思うようにはなっていく気がする。これを今実現しているのが「ライブミュージック」だったり「DJ」だったりの、その日その時間その場所にアーティストが居るという共有感であって、音と映像、エフェクトによるコミュニケーションという思いを楽しむ。

アーティストはギャラは減ったけど、ライブの裾野が広がったので、やれることが増えましたよね。

ただ音楽という商品は生物なので、賞味期限みたいに先はないし、機材が壊れて台無しになることだってある。そういう意味では、ライブをすることは、非常にリスキーなビジネス。なので、2014年15年は人が受け持てるギリギリのラインだと思う。年間200箇所世界を回っているDJも出てきたわけだし。

自分のミュージシャン経験から言うと、3年位同じサイクルで活動をしてくると、リピート感が麻痺してくると思う。今はみんな見る側も演奏する側もライブによって音楽で共感・共有できている。それが今の時代に適したコミュニケーションの手段でもある。ですけど、同じことがリピートされると、新陳代謝が起きてきますよね。 そういう動きは、サマソニやTomorrowWorldでもメインステージを目指して小さいステージで演奏している次世代のアーティストを育てながら進んでいるんですけど、でも音楽はスポーツとは全く異なる性質で育てられます。例えばFCバルセロナのユースのように、U-12の子供がカンプ・ノウを目指して1軍と同じフォーメーションで同じポジションの動きを練習していると、もしかするとトップデビューできる可能性だってあるわけですよね。モダン化はしていきますが、劇的に変わらない。

小室さん:一方で音楽の場合は劇的に変化しています。 今、20〜30万人を集められている人はギターもベースも楽器も持っていないけれど来た人を盛り上げられる。それを次世代の若者は横目で見ながら、その場所を目指してプレイしているわけ。で、いざ彼らがメインになった時には、もしかしたら全く違う楽器やフェスの音楽に変わっているかもしれない。つまり良くも悪くも、その時代の普遍が音楽には影響しているんですよね。

何が求められるかというと、実はDJなんだけれどギターも弾けたり、ボーカルが上手かったり何か隠し技をもう一つ持っていなければならないと思う。 今やっているDJの多くが何年も前からやっていたわけではないけれど、リンキン・パークはいろいろ混ぜてやっていたりね。ただ、バンドでも10万人集められる人はいるけれど、そこにも「生」の限界みたいなものを感じていたりすると思う。「やっぱりこっちがいいよね」とイタチごっこが2020年くらいまで当分続んじゃないかな?

映像が奏でる「音楽の感動」と「共有」

小室さん:音楽を奏でる人たちが、見たこともない形で20万-30万人を熱狂させることがヨーロッパやアメリカで起きれば驚くと思う。ただこれくらいの数の人を一度に共感させられることについては、考える価値はあると思う。映像を再現するようなテクノロジーが進化しているので、もっと広範囲でも大画面でも見せられるので、だったらいっそのこと20万人に一気に見せようよ、と思うよね。そのほうが「すごい!」と思ってくれる人が大勢いるわけだし。 100人、200人の中でもすごい一体感を感じることは出来るんだけど、そこは1990年代のテクノロジーでも2014年のテクノロジーでもあまり関係は無くて、PAも機材も無理して拘る必要も無くなるわけで。だからエンジニアが苦労して開発してきたテクノロジーであれば10万人や20万人の前のほうがフルに発揮することができる。10万人だと想定しても、テクノロジーの効果をその数倍もの人が喜んでくれると思う。 そこは掛け算になってくる。「拡散」は自乗だと思うけれど、何万人規模になってくれば、「n倍」くらい関わっている人間がいる。そういう意味で、人を巻き込む力エネルギーには凄さがあると思いますね。

小室さん:僕は1998年のワールドカップ フランス大会のパリ祭に参加させてもらったので、実際に目の前で100万人を見たんですね。実際に目の前には60−70万人なんだけど、周りや後ろにいる人間も入れれば、確実に100万人は超えてた。だから100万人観衆vs.僕たち数人なわけですよ。8人くらいだったけど。この大会ね、フランスが見事に優勝しちゃったからね、観衆からは全てポジティブ・エネルギーが来るわけなんだよね。決勝でフランスがブラジルを破って、その二日後にエッフェル塔の前で無料のライブをやったんですよ。

面白いのが、その時代から演奏していたのは、今のEDMぽい音楽だったんだけど。それで共演したジャン・ミッシェル・ジャールに「今演奏してるの、何?」って聞いたら、「フランスではエレクトロっていうんだよ」と教えてくれたんだよ。

あの場所では、誰もが音楽に踊ってるんだよね。あのポジティブ・エネルギーの波は凄かったとしか言えない。自分にとっても忘れられない体験だった。 100人、3000人、5000人、10000人、東京ドーム、50000人、確実にどれも凄いエネルギーなんだけど、それがどこかで沸点のようにバーを超えるんだよね。それを超えるとエネルギーによってみんなが同じことしか考えなくなるような気がするんですよ。

「今日帰ってから何する」とか「誰と待ち合わせしなきゃいけない」とかを考えている人がいるのが、何万人のイベントだとすると、ある数を超えるとそれが無くなってしまって。音に全耳が集中しているっていう瞬間を僕は感じた。

パリ祭ね、フランスが優勝しちゃったから、イベントで花火を一杯打ち上げすぎて、火の粉がステージのトラスに引火しちゃったんだよね。それがちょっとしたぼやにまでなっていって。それをスタッフが一生懸命消火活動にあたったのね。

トラスを登って行って、ばぁーって消して。僕たちはちょうど演奏中だったから、僕たちもテンションが上がっちゃって、見ている人たちも少なくとも50万人くらいは消火活動をしているスタッフと音楽にエンターテイメント性を感じちゃって、「もうすぐで消えるぞ。もうすぐだ」ってわあわあやっているんですよ。あの盛り上がりはTomorrowlandなんてものは目じゃなかったよ。で、火が消えた時はスタッフはヒーローだったし、音も4つ打ちがドーンとなっている時が炎が消えた時とシンクロしてて、絶対その時みんな音楽のことしか考えていなかったと絶対に言える。あういうとてつもないエネルギーは「数」だなと思ったんだよ。 あの瞬間は、音楽の価値が他の全てを上回った時。人の個々のエネルギーが圧倒的な数で集まると、とてつもないエネルギーに変換されて、間違いなく音楽を聴くことを共有していたと思います。

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image via Game Over

小室さん:もう一つ、僕が音楽でつながったと感じたのは、初めてDommuneに出た時かな。あの時、一人で行って「2時間おねがいします」と言われて、お客さんもいなくて「DJじゃないのに?」ていう感じで、何も決めていなくて始まったのね。

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image via Game Over

それで演奏が始まったんだけど、途中でアクシデントで爪を折っちゃったんですよ。見ていた人は覚えていると思うけど。

血の出た指をカメラがずーっと映しているんですよ。こっちは指を動かしているので、白い鍵盤が赤く染まっていくんですよ。あとで聞いたんですけど、そうしているとどんどん視聴者が増えていっていたんですよ。ぶわーっとすごい勢いで15万人近く増えてきて。音楽と何かハプニングだったりサプライズだったり掛け合わせると、ものすごい拡散力が一瞬で起きるなと感じました。

あの「流血」の後、確実にDommuneも変わっていったと僕は思っています。

音楽の感動を伝えるためのテクノロジーとは?

コウガミ:人が感動する音楽をテクノロジーが演出できるとしたら、今後はどんな領域に期待したいですか?

小室さん:圧縮技術ですよねえ。周波数帯を間引いて、聞こえない部分はカットしているので、どんどん聞こえるところだけでよくなってきてしまっている。だけど、もしかしたら、人間の耳には聞こえない、カットされている部分が、音楽を長く記憶するための大事なエッセンスなのかもしれない。

ピアノの調律ってAが440Hzでその上は880に設定していくんだけど、2オクターブ上くらいから少しずつ低くセットするんですよね。そのほうが、どこかで琴線に触れるし音が残るからなんだよね。だからハイレゾとかブルーレイとか「非圧縮」には大賛成で、ピアノを「ガーン」と弾いて伸びて終わるまでを収録するには今の技術だと数GB必要になるけれど、それくらいやった方が何十年経ってもあの時のピアノの音が思い出せるんじゃないかなと思ってる。

MP3は最たるもので、MP3で聴いた音が10年、20年経った時に思い出せるかということは、絶対に無いと僕は思っています。あの圧縮は無いよ!ここ(スタジオ)で作っている音は、最低32bit/48KHzで録ってるし時には64KHzもある。1990年ごろはシンクラヴィア (Synclavier)を使っていたので、100KHzまでサンプリングが出来たんだ。その音でCDを作ってミュージシャンのみんなに渡すよね。普通CDができたら喜ぶけれど、僕達は逆に落ち込みましたよ。「どうしてこんなに悪い音になったの?」って。結局50KHzでとっても半分以下の44.1の音質になったわけなんだよね。

そういう経験もあったので、「非圧縮」のテクノロジーはどんどん進歩してほしいし、もっとコストは下がって欲しい。去年ソニーの新しいウォークマンが出た時、真っ先に買いました。日本で3番目くらいの早さで。でも、8万円近くするよね。それから80曲くらいしか入れられない。あとネット環境が良くないとちゃんと聞けなかったりしたし。「おしいね〜」っていうところなんだよね。

僕は音楽の圧縮技術は、音楽を記憶することと凄く関係してくると僕は思っています。昔ソニーで極秘プロジェクトをしている人たちに呼ばれたことがあったんですよ。そしてマライア・キャリーを聴かされて、「音、どうでした?」と感想を求められたんです。なんとなくプツプツと切れている感じでマライア・キャリーがそこにいるようには聴こえませんでしたと答えを返しました。そこで聴かされたのが、開発中だったMDで、最も圧縮するハードウェアだったわけです。その時に僕は「圧縮ってやっぱり良くないなー」と思いましたね。

コウガミ:将来、圧縮技術が進んだら、音楽体験を提供するテクノロジーやビジネスはどう変化していくと思いますか?

小室さん:将来的にはスタジオで録った音が日常的に聴ける環境がくることは間違いない。そこから先は、もしかしたら生の世界がもっと広がっていくのかもしれない。映像の世界でも、例えばカメラワークが変わるかもしれない。スイッチングで、ボーカルの顔だったりピアノのペダルを離す瞬間や、ギターのピックを下ろす瞬間だったりが、今はカメラワークが追いかけないし映さない。少なくとも僕は見たことがない。そういうところをお客さんはよく見ているんだよね、実は。そういうシーンを集中して見ている瞬間に共有するんじゃないかなと思う。

そういう意味でカメラワークも、圧縮技術が進んで生の楽器の音がよく聴こえるようになり、DJのつなぎもそうだけど「ここでこういう音がでるよな」みたいな演奏を実際の目で見たくさせるようになるんじゃないかな。海外のフェスは、高揚感を持たせるストーリー作りのプロットが上手い。これも映像テクノロジーの進化によって、プロット作りが出来るようになってきたし、それを扱う人間のスキルもアップしている。

小室哲哉が音楽スタートアップ・サービスを立ち上げるなら?

小室さん:小林克也さんのあとを継ぎたいとずっと思っていて、それでちょっと思ったことは、小林さんも「DJ」とか「セレクター」とか「ミュージックジャーナリスト」とか時代によっていろいろな呼ばれ方をしてきたと思う。偏っててもいいから、自分が実体験してきた文脈の音楽のストアが作れればかなあ。

「そこ抜けてるよ」とか全方向じゃなくてもよくて。だから基本的には「ダンスミュージック」にはなると思うけど、そこに「ロック」やフォーキーなもの、ジャズなものみたいにいろんな要素が入ってくると思ってる。

「ダンスミュージック・ストア」みたいな感じがいいかな。Beatportとはちょっと違っていて。BeatportはCiscoみたいなDJのための専門店的な感じなんだけど、それよりはもっと幅広いミュージックストアがいいと思う。そこには「プログラミング」とか「打ち込み」みたいな縛りがあるわけではなく、「体を動かすスウィング感」を感じられるかが根幹にあると思うよね、やっぱり。

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小室さんは30周年を迎えたTM Networkの新作レコーディングの最中にも関わらずインタビューにお付き合いくださり、長時間音楽とテクノロジーとビジネスについての熱い想いを語って頂きました。

音楽の感動をファンとどう「共有」するかは、音楽というコンテンツに携わる人にとっての永遠の課題であり続ける一方で、ソーシャルメディアが普及した現代の音楽シーンにおいては、誰もが考えなければならない命題でもあります。

小室さんが考える音楽ビジネスのモデルと感動体験の共有は、21世紀の音楽とテクノロジーとが融合した時代の文脈における未来のヒントで、今後の音楽ビジネスが成長するキッカケになるかもしれません。音楽体験が音だけでなく映像やインタラクティブ、ソーシャルなどレイヤー化し始めたことは、全ての音楽ビジネスパーソンやクリエイターが自発的に新しいモデルを「再発見」し「再構築」して、進化しなければいけないことを示唆しているともいえます。

インタビューを通じて感じたことといえば、今後の音楽ビジネスでは、さらにデジタル化が進むことは必然的ですが、その中心には「人間」が存在し、人と感動や想いを共有できるヒューマン的なシステムを設計することを意識できるかが、クリエイターの未来を左右していく気がしました。日本や世界でターニングポイントを迎えつつあるデジタル音楽時代は、アーティストのクリエイティブ・プロセスと感動体験を通じた音楽のコミュニケーションを「人間中心」へと引き戻すムーブメントの幕開けを示しています。

小室さんには、今後もまた定期的に、テクノロジーの進化がもたらす音楽ビジネスの未来について考え方をインタビューしていきたいです。

◆Tetsuya Komuro
【Official Web】http://avexnet.or.jp/tk/
【Facebook】https://www.facebook.com/TetsuyaKomuro.Official
【Twitter】http://twitter.com/Tetsuya_Komuro/

◆TM NETWORK
【Official HP】 http://avex.jp/tm/
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協力:avex music creative Inc. / avex management Inc.
企画・インタビュー・文:ジェイ・コウガミ、All Digital Music


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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