TencentとYG Entertainment、中国マーケット向けにK-Popの独占配信で提携


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中国のネット企業Tencentは、K-Popの大手アーティスト・マネジメント会社YG Entertainmentと提携したことを明らかにしました。

YG EntertainmentはPsyやBig Bang、2NE1、Epik Highなどのアーティストを抱える3大マネジメント会社の一つです。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、Tencentは中国におけるYG Entertainmentコンテンツのエクスクルーシブなディストリビューターになるとのことです。現在さまざまなプラットフォームで配信されているYGの音楽や動画については、年度末で契約が切れるため、2015年1月からTencentが独占的なオンライン・パートナーになります。

Tencentは今後、自社の音楽ストリーミングサーヴィス「QQ Music」や動画サーヴィス「Tencent Video」でYGのアーティストの楽曲をエクスクルーシブで中国人ユーザーに向けて配信していきます。またTencentが提供するゲームタイトルでもYGアーティストの楽曲を使用することが可能になります。

契約金の総額は明らかにされていません。

日本のレコード会社とコミュニケーションプラットフォームの提携としては、LINE Musicなどが出始めました。しかし、いまだ海外のプラットフォームと提携できる日本のレコード会社はありません。もしかしたらLINE Musicはこの流れを変える協力関係をアジアのコンテンツホルダー達と築けるかもしれません。

ソース
Tencent Signs Deal With K-Pop Agency Behind Psy, Big Bang (12/2 Wall Street Journal)


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ジェイ・コウガミ

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