ソニー・ミュージックエンタテインメントのCEOダグ・モリス (Doug Morris)が、アップルが日本時間9日に、アップルが新しい定額制音楽ストリーミングサービスを発表することを認めました。

ダグ・モリスはフランスのカンヌで開催中の音楽ビジネス業界向けの大型カンファレンス「Midem 2015」にゲストスピーカーとして登場、壇上でアップルから新しい音楽サービスがWWDCで発表されると発言したとVentureBeatがレポートしています。

モリスはアップルの新サービスの概要や価格には触れませんでした。噂によると、新サービスは月額9.99ドルの定額モデルで、有料プランのみの提供となり、広告付きの無料オプションは提供されないと言われています。

モリスはアップルが買収したBeats Musicによって、音楽サービスの開発に加わることになった、元インタースコープ-ゲフィン-A&M (ユニバーサルミュージック傘下最大のレーベルグループ)のトップだったジミー・アイオヴィン (Jimmy Iovine)とは今でも良好な関係を保ち続けているいることを明らかにして、アップルの音楽戦略のキーパーソンとしてアイオヴィンを採用したことは素晴らしい経営判断だったと述べています。

ソース
Sony Music CEO confirms launch of Apple’s music streaming service tomorrow (6/7 VentureBeat)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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