定額制音楽ストリーミングサービス「Spotify」は、全世界の有料会員数が5000万人を突破したことを発表しました。
Spotifyは自社のTwitterで、最新の有料会員ステータスをハッシュタグ「#Spotify50」とともに投稿しています。
Thank you to our 50 million subscribers. #Spotify50 pic.twitter.com/eXkOV71bwu
— Spotify (@Spotify) March 2, 2017
Congrats @Spotify on reaching 50 MILLION subscribers! 💥 #Spotify50 pic.twitter.com/YMdWH666Ep
— UMUSIC (@umusic) March 3, 2017
Spotifyに代表される音楽ストリーミングサービスの成長速度は、音楽業界でも無視できないほど拡大しており、特にメジャーレコード会社3社(ユニバーサルミュージック、ソニーミュージック、ワーナーミュージック)は2016年度の決算では音楽ストリーミングからの収益が前年比で二桁成長を計上しているほど、音楽産業にとって今や最も重要なビジネスとなっています。
世界最大の音楽市場である米国において、2016年上半期で音楽ストリーミングは音楽業界で最も大きな売上シェアを記録し、売上規模は16.1億ドル(約1839億円)まで成長したことで、今後の音楽ビジネスにおいて音楽ストリーミングが占める割合は、ダウンロードやフィジカルに取って代わる勢いで伸びています。
音楽ストリーミングサービスが獲得した有料会員数を見ると、SpotifyやApple Musicの2サービスだけで2016年は2000万人以上を新たに獲得。現在Apple Musicが公表している有料会員数は2000万人です。
一方で、TIDALは300万人を突破したと公表していましたが、数値に信憑性が問われており、実際は85万人ほどでないかと、メディアや音楽業界から指摘されています。また、パリに拠点を置き世界180カ国以上に展開するDeezerは、有料会員数は700万人と言われています。
ソース
Spotify Officially Hits 50 Million Paid Subscribers (Billboard)