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マイクロソフトが新しい音楽サービスを準備していることを、CNETがレポートしています。
以下は記事の抄訳です。
マイクロソフトは複数のメジャーレコード会社と新しい音楽サービスについて、交渉を進めていると、 業界の情報筋が明らかにしました。同社は、Xbox 360や次のWindowsベースのモバイル機器で音楽を視聴できるサービスの開発について話し合ったようです。
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情報源によると、マイクロソフトとレコード会社の交渉は初期段階にあり、まだ具体的な内容は議論されていない様子。しかし、マイクロソフトはサービスの概要をまとめており、年内のローンチや、音楽コンテンツのストリーミング再生とダウンロード機能の提供を視野に入れているそうです。
新しいデジタル音楽サービスが、現行の聴き放題ダウンロードし放題の定額制音楽サービス『Zune Music Pass』(現在は日本では利用不可)と異なるサービスなのかは、不明です。
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また情報源の関係者は、HTCやノキアとモバイルの分野で提携する可能性も示唆しています。
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CNETでデジタルメディアをフォローしているGreg Sandoval氏(@sandoCNET)は、デジタル音楽プレーヤーのZuneや停止された音楽サービスのUrge(懐かしい!)を例に挙げ、マイクロソフトは過去に失敗を繰り返してきたが(=評判が悪い)、音楽業界は世界で会員数4,000万人を有するXbox LiveやWindows Phoneの高い認知度に期待するだろうと、説明してます。Sandoval氏はまた、マイクロソフトが音楽ストアをモバイル機器向けに最適化するのでは、と指摘します。最近では、グーグルも同様に音楽サービスGoogle MusicをAndroid携帯向けに最適化しています。
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記事ではまた、レコード会社との新たなライセンス契約の必要性にも触れています。マイクロソフトはすでにZune Music Pass運用においてライセンス契約を締結していますが、今後どのような形体で音楽を提供するのかによって、その内容も変わる可能性も考えられます。
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MSの方向性は間違っていないと思うし、変化球勝負でなく結構ストレートに音楽市場へアプローチしようとしていると自分は感じます。Zuneが未だに日本に来ていないから、Microsoftとしてのデジタル音楽の取り組みを聞く機会が無いことで、デジタルメディアの分野での彼らの施策に疑問視する人は多いかもしれません。
ただWindows PhoneやXbox 360やKinectに代表される、エンターテイメントを楽しめる環境構築を外出先や家庭など複数の場面で実現してきた事実はあります。エンターテイメントとのつながりがすでに存在する場所やデバイスが増える中、新たに機材を購入すること無く、好きな時にもっと音楽を楽しめる仕組みにアクセスできれば、ユーザーにとって良いですね。
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