オバマ大統領が2012年大統領選挙キャンペーンに向けて、ソーシャルな音楽ストリーミングサービス「Spotify」で音楽プレイリストを公開しています。キャンペーンのサウンドトラックの名前は「official 2012 campaign playlist」。
mage via Verge
A little Wilco, a bit of No Doubt—check out what else made it onto the new official #Obama2012 campaign playlist: OFA.BO/pHpWYy
— Barack Obama (@BarackObama) February 9, 2012
ソーシャルメディアを日常的に駆使するオバマ大統領らしく、プレイリストの発表はTwitterとTumblrで行っています。大統領のお気に入りや選挙スタッフが選択した楽曲プレイリストには、ブルース・スプリングスティーン、Arcade Fire、先日演説中にアカペラで歌ったアル・グリーンなど28曲が含まれています。Spotifyの高い注目度や、友人やFacebook上で楽曲やプレイリストを共有できるソーシャル連携機能などを活用して、有権者とのつながりを強化していきます。 現在プレイリストの購読者は1000人以上。Spotifyで視聴するには、下記のリンクをクリックしてください。
Spotifyはソーシャル機能を搭載するクラウド型の会員制音楽ストリーミングサービスです。フリーミアムのビジネスモデルで、無料プラン(広告、再生時間制限付き)と2種類の有料プラン(広告・制限無し)を提供します。世界4大レーベルのEMI,ソニーミュージック、ユニバーサルミュージック,ワーナーミュージックをはじめ世界中のインディーズレーベルとライセンス契約を結び、PCやモバイル、アプリ経由で1500万曲から好きな音楽をいつでもどこでも聞き放題で堪能することが可能です。現在ヨーロッパや米国等世界12カ国で運営しており、現在欧米12カ国で展開しており、アクティブユーザー数1000万人、有料会員数が300万人に到達するほど急速に人気を集めています。
2011年11月30日に発表したアプリケーションプラットフォームでは、「Rolling Stone」や「Pitchfork」などサードパーティがSpotifyの楽曲カタログを利用したソーシャルアプリケーションをデスクトップで提供するなど、これまでにない音楽の消費体験を実現している革新的なサービスです。
image via CNN
オバマ大統領のソーシャルメディア活用は、ネットワーキングやブランディングなどの観点で参考になります。「Spotifyと行政」、同じ政治の価値に共感する仲間同士で音楽を聴く体験は、聴く者の考えを変える可能性を秘めているかもしれません。
オバマ大統領のソーシャルメディア公式アカウント
Facebook: https://www.facebook.com/barackobama
Twitter: https://twitter.com/#!/BarackObama
Tumblr: http://barackobama.tumblr.com/
YouTube (ホワイトハウス): http://www.youtube.com/whitehouse
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