米国の音楽ストリーミングサービス『MOG』は創業者でCEOを務めるデビッド・ハイマン(David Hyman)が退任することを発表しました。
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MOGの親会社である高級ヘッドフォンメーカー『Beats by Dre』のスポークスパーソンによれば、ハイマンはすでに退任しており、今後は同社の戦略アドバイザーを務めるという。
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ハイマンは音楽解析サービスGracenoteの元CEOで、その後MOGを創業しました。
■過去記事
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1500万曲の音楽カタログを保有するMOGは米国でSpotifyなど後発サービスに後れを取りユーザー獲得に苦戦していたこともあり、今年7月にBeatsへ売却され、高級AVというハードウェアと連携した音楽サービスへ改変するとの噂されています。
■過去記事
関係筋によればBeatsは新しいCEOを招き、Beatsの音楽サービス運営を任せる模様。
今年は色々な音楽サービスの話題がニュースを飾りましたが同時に、MOGのハイマンやデジタル音楽配信サービスTuneCoreのジェフ・プライスなど、デジタル音楽サービスの創業者が退任する動きもありました。創業者が自身の会社を退社することは、音楽サービスが開発などスタートアップの期間を終え始め、提携やマーケティングなど事業化フェーズへと移り始めたことを少なからず意味し、この分野が順調に成長していると言えるのではないでしょうか。創業者が抜けることは寂しい限りですが、これも成長するための流れ。
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