フォーブス誌が毎年恒例の、30歳以下のイノベーター30人のリスト「30 Under 30」を発表した。このリストはテクノロジーからサイエンスまで15のカテゴリーから、フォーブスが選ぶ専門家のパネルが厳選した世界を変えるイノベーターや起業家、リーダー達を選出する、今後の社会の流れが見えてくる必見リストです。
音楽部門で選出された30人はこちら。世界的に著名なアーティストからプロデューサー、DJが主にリストを占める中(21人)、3分の1に近い8人は音楽サービスに携わる起業家やイノベーターが選ばれている。(太字が音楽サービス関連)
- Adele – artist
- Avicci – artist
- Justin Beiber – aritst
- Benny Bianco – producer/songwriter
- Drake – artist
- Daniel Ek – Spotify
- Lady Gaga – artist
- Skylar Grey – singer/songwriter
- Calvin harris – DJ
- Matt Jones – Crowdsurge
- Ke$ha – artist
- Wiz Khalifa – artist
- Adam Kluger – advertising/product placement/sponsorships
- Kendrick Lamar – artist
- Mahbod Moghadam, Ilan Zechory, Tom Lehman – Rap Genius
- Bruno Mars – arist
- Mac Miller -artist
- Marcus Mumford – artist
- Frank Ocean – artist
- One Direction – artist
- katy Perry – artist
- Delta rae – artist
- Rihanna – artist
- Elias Roman, Peter Asbill, Elliott Breece, Eric Davich – Songza
- James “J” Sider – BandPage
- Skrillex – DJ
- Taylor Swift – artists
- Sam Tarantino and Josh Greenberg – Grooveshark
- Alex White – Next Big Sound
- Sara Winter – Dr. our Marketing, Messina Group/AEG Live
気になるのは、レコード会社の役員や人間が一人も選出されていないことが気になります。編集部のバイアスは多少あると思います。しかし、現在の世界的な音楽ビジネスがオンラインやテクノロジーとの連携や、革新的なアイデアで支えられていることを考えれば、音楽サービス企業が入っていても全く不自然ではなく、近い未来をしめしているとも言えます。
例えば、2012年1月号でフォーブスはこんな「Spotify」の特集記事を書いている。
フォーブスの「30 Under 30」リストから、音楽テクノロジーなどデジタルイノベーションがすでにレコード会社外にシフトしている現状(または2012年?)が見えてくるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。