ベルリンに拠点を置く音楽共有サービスSoundCloudが、ブランドショップが立ち並ぶニューヨークを象徴する五番街にオフィスをオープンしました。
ニューヨーク・オフィスは、SoundCloudの米国拠点としては最大規模の従業員数20人を抱えます。2014年末には40人まで増員する予定です。SoundCloudはすでにサンフランシスコにオフィスを構えています。
SoundCloudのニューヨーク進出の目的は、クリエイティブなコミュニティや、SoundCloudを使ったマーケティングやブランディングを模索する企業やブランド、広告主への支援を強化して行くことです。SoundCloudは今後もニューヨークでの投資を拡大して行きます。
SoundCloudは2013年末に6000万ドル (約60億ドル)の新規資金を調達し、企業価値を7億ドルに拡大しました。
現在世界200カ国以上からユーザー数2億5000万人以上を獲得して、「音のYouTube」と言われるようにDJやビートメイカー、バンドやMCから、ジャーナリストや学校、団体まで、音楽など多岐に渡るユーザーが利用している人気のサービスです。また最近では、アーティストと組んだブランドのマーケティングでの活用が増えています。コンテンツクリエイターと仕事をするにはまずは制作する人やプロセス、物語を理解することが重要。ニューヨークは、クリエイティブな人たちが集まっている中心都市ですし、その中に拠点を置くことは最適な選択ですね。
SoundCloudでは求人もしています (日本ではありませんが)。マーケティング、セールス、製品開発、オーディオ・コンテンツ、エンジニアリングに興味のある人は、チェックして見てください。
ソース
SoundCloud, a YouTube for audio, opens big outpost in New York(6/3 New York Daily News)