飲料水ブランドのレッドブルが2016年を前に、オンライン上で楽曲を毎日独占で配信するプロモーション「Red Bull 20 Before 16」を12月1日から始めます。
http://20before16.redbull.com/
この企画は昨年レッドブルが行った「Red Bull 20 Before 15」の続編。20日に渡って20組のアーティストたちが全20曲のオリジナルな楽曲をレッドブルのサイトから配信しようという音楽のホリデーギフト的な企画。昨年は、突如復活作をリリースしたディアンジェロの新曲が話題を集めました。その他にはTOKiMONSTAやMundance、Mala、Earl Sweatshirt、Lil Herbなどがコラボレーションやエクスクルーシブなトラックを公開しました。
このキャンペーンの楽しみなところは、どのアーティストがどの日に楽曲をリリースするか、事前に発表されないところ。
さらには、サイトから楽曲をダウンロードできるのは、毎日先着1,000人のみという、超レアなプロモーションになっています。ダウンロードを見逃さないためにもサイトにメール登録しておくことができます。
Red Bull 20 Before 16は12月1日から。日本時間12月2日深夜2時から毎日同時間に更新されていきます。
レッドブルの音楽シーンへの進出は、デジタルだけでなくリアルの世界でも広がっています。レッドブルが運営する動画プラットフォームRed Bull TVでは、アメリカで毎年開催される大型野外フェス「ロラパルーザ」のライブストリーミング配信を高画質高音質で行うなど、ライブやイベントとの動画配信でのコラボレーションで音楽クリエイターをサポートしています。
またレッドブルは有名な音楽プログラム「Red Bill Music Academy」を毎年開催して、世界中からまだ無名のクリエイターたちを発掘し作品発表やコラボレーションを支援する活動を年間を通じて行っています。
その他にも、音楽スタートアップの支援、クリエイターが自由に利用できるスタジオの開設など、音楽とクリエイティブをつなぐユニークな取組みを実施しています。音楽のプロモーションが音楽メディアだけに縛られてきた既存概念をテクノロジーとリアル、そしてクリエイターとのパートナーシップを使って変換させ、ファンの予想を裏切られるほど意外性十分な企画を実現するレッドブルは、新しい音楽メディアの形といえると思います。
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