ファッションデザイナーのポール・スミスが、定額制音楽配信「Apple Music」で音楽キュレーターを務め、プレイリストを公開しています。
When Music Is Your Fashion | Introducing #PaulSmith for @AppleMusic | Listen now: https://t.co/ZvSXFDdx6qhttps://t.co/57dn8uiBhW
— Paul Smith (@PaulSmithDesign) August 11, 2016
70歳になったイギリス人デザイナーはApple Musicで、プレイリストに加えて、ポール・スミス行きつけのレコードストア「Rough Trade」などノッティングヒルやコヴェントガーデンのオフィスで撮影されたショートムービーも公開しています。
From Herbie to Holiday.
Curated playlists by Paul Smith are on #AppleMusic!@PaulSmithDesignhttps://t.co/HHwAO6eyww pic.twitter.com/hBnaDaLmgY— Apple Music (@AppleMusic) August 11, 2016
生まれ育ったノッティンガムから世界へ飛び立っていた旅を象徴する「ともに世界中を旅したお気に入りソング」、“4つの何かを身につけると幸せになれる”という言い伝えにちなんで4パートで構成される「サムシングオールド、サムシングニュー」、クールなイメージでイマジネーションの源泉とも言えるジャズのプレイリスト「ポール・スミスとジャズ」の3つです。
Apple Musicはこれまでアレキサンダー・ワンやクレア・ワイト・ケラーをキュレーターに招いて、ファッションデザイナーのインスピレーションとなった曲や、クリエイティブなキャリアを象徴する曲で構成するプレイリストを公開してきました。
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ファッションとテクノロジーの融合と言えば、「ウェアラブル」や「3Dプリンティング」など、洋服やアクセサリーを取り巻く最新のデザイン技術に注目が行きがちです。しかし、ファッションデザイナー視点の「音楽キュレーション」は、普段見ることのできないファッションデザイナーのアイデアの根源を垣間見ることができる手軽な手法としては、これまで存在しませんでした。ファッションショーで欠かすことの出来ない音楽は、デザイナーのメッセージを伝えるために、今後はリアルなショーだけでなく、動画やSNS、さらにはVRなどのプラットフォームでも重要になっていくと考えた場合、ファッション好きな音楽ファンに届けられるApple Musicのアプローチは、定額制音楽配信のテクノロジーを通じて、「ファッション」デザイナーのアイデアが人と共有でき、クリエイティブの世界に誰もが近づいて見ることができる現代のコミュニケーションとしての第一歩かもしれません。
ソース
Paul Smith for Apple Music