昨日71歳でこの世を去ったアーティスト、ルー・リード。
そのリードは、生前音楽ストリーミングサービスの「 Spotify 」(スポティファイ)でアカウントを持っていました。
Spotifyのユニークな機能としては、ユーザー自身が好きな音楽を組み合わせて「プレイリスト」を作成したり、ユーザー同志がフォローし合えたり、フォローしたユーザーのアクティビティが見れたり出来る、ソーシャル機能があります。
ルー・リードも同様で、自分のアカウントでプレイリストを作成しユーザーと共有したりしていました。
「What I’m Listening To」というタイトルで残していたSpotifyプレイリストだったり、「Liked from Radio」というプレイリストがあります。
こちらのプレイリストで彼が生前どんな音楽をSpotifyで聴いていたかが分かります。
Spotifyのスポークスパーソンによれば、ルー・リードの死後、彼とVelvet Undergroundの楽曲のストリーミング再生が3000%アップしたそうです。
すでに海外では多くのメディアやファンが、ルー・リードやVelvet Undergroundのキャリアを称えるSpotifyプレイリストを作成し共有し始めています。アーティストの死はいつでも悲しいことですが、Spotifyのような音楽サービスがあればアーティストの音楽を人と共有し共感し、伝えていくことができるようになることで、世界中のファンや実名も知らないネットユーザー同志が同じ音楽で繋がることが出来る。勿論、生前からそんなコミュニケーションができれば最高だ。だがSpotifyとそのユーザーが拡大すれば、そんなコミュニケーションがもっと日常的に生まれる時がくるだろう。
ルー・リード、安らかに。そしてありがとう。
ソース
Late rock icon Lou Reed saved his favorite songs on Spotify(10/27 Daily Dot)
Here’s How Much Streaming Of Lou Reed Songs Has Exploded On Spotify Since His Death(10/28 Business Insider)