(null)

今年も多くの話題を振りまいた音楽の祭典、第57回グラミー賞が終了しました。

サム・スミス、ファレル、ビヨンセ、ベックなどメジャーレコード会社からのリリース作品が数多く受賞する中、Aphex Twinのようなインディーズレーベル発の作品も受賞するなど、大手レコード会社ではないアーティストのプレゼンスも確実に拡大しています。

さらに今年は、クラウドファンディング・プラットフォーム「Kickstarter」で、ファンから集めた資金で制作された作品もノミネートされていたことをご存知でしょうか?

リー・スクラッチ・ペリー:Back on The Controls (最優秀レゲエ・アルバム賞)

Far Cry:Dreams & Prayers(最優秀小規模アンサンブル・パフォーマンス賞)

アントニーク・スミス:Hold Up Wait A Minute (Woo Woo) (最優秀トラディショナル・リズム・アンド・ブルース・ヴォーカル・パフォーマンス賞)

Brady Rhymer & The Little Band That Could:Just Say Hi! (最優秀子供向けアルバム賞 )

マイク・ファリス:Shine For All The People (最優秀ルーツ・ゴスペル・アルバム賞)

ジェレミー・フォックス:All My Tomorrows(最優秀アレンジメント・インストゥルメンタル・ヴォーカル賞)

Jo-El Sonnier:The Legacy (最優秀リジョナル・ルーツ・ミュージック・アルバム賞)

2014年のグラミー賞ではKickstarter支援のノミネート作品は4作品。今回の7作品は過去最多となります。

この中でもマイク・ファリス、Jo-El Sonnierは受賞するという快挙を達成。

クラウドファンディングの普及によって、DIYなアプローチで作品をリリースする人が増えてきています。主流な賞でノミネートされるだけでなく、受賞までできる事例が増えることは、もっとクラウドファンディングを使った音楽制作への拡大につながります。またファンにとっても自分が支援した作品が受賞する楽しみになります。「ファンの力」によって大きな認知獲得につながる可能性が大いにありそうです。

ソース
The 7 Kickstarter-Funded Albums That Got Grammy Nods (2/7 Billboard)

関連記事  スウェーデン人アーティスト、ロビンが女の子向けテック・フェスを主催。グーグルやSpotifyが協力、女性のテクノロジー業界進出を後押し
Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
取材依頼、寄稿記事、コンサルティングなどお仕事については「お問い合わせ」またはFacebookメッセンジャーからご連絡のほど宜しくお願い致します。

  • プロフィール
  • お問い合わせ