TetsuyaKomuro_GoPro

世界初?

小室哲哉さんが現在ツアー中のTM Networkのライブで披露したシンセソロを、手元まで細かく「GoPro」で撮影した迫力ある映像をYouTubeで公開しています。

小室さんのライブではお馴染みとなった、積み重ねられたシンセの一つにGoProをアダプターで設置。そしてついにはライブ中にラックから外してステージ中央へ持ち出し、シンセソロを披露している一連の様子を捉えた映像です。シンセのつまみを回す指や鍵盤を押し付ける足、表情までが「シンセ目線」で細かく見れます。

YouTubeで「GoPro Synthesizer」と検索しても、それらしき映像が出てこないということは、恐らく世界で初めてシンセのライブパフォーマンスを捉えたGoPro映像と言えるかも。ぜひGoProの公式動画に採用を!

2:47辺りからは小室さんがシンセを頭上に持ち上げているが、GoProから本人が消えた代わりに、ステージ上に設置された巨大LEDディスプレイに映る小室さん自身を映しています。GoProの映像が、背景に流れる別のカメラの映像をを捉えるという、何とも不思議な角度からの映像になっています。

今まではライブ映像といえば演奏する人やステージの様子を映すだけでしたが、楽器からの視点でパフォーマーを見ることは特にメジャーなアーティストではまだ知られていません。他にも実践しているアーティストは日本でも存在していると思います(情報があれば欲しいです)。ただ、小室哲哉さんのようにYouTubeで公開するアーティストはまだまだ存在しないのではないでしょうか?

ライブは、アルバムやウェブなどでは体験できないその瞬間の楽しみが詰め込まれた体験。ライブ映像もまた生々しさや迫力を伝えてくれる映像であればあるほど、非日常的な世界を楽しむことができる。映像も見せ方や視点を変えるだけで、同じライブでも全く違う印象を与えることができるのです。それが映像の楽しさでもあり、可能性の一つだと感じます。

先日、日本テレビのエンターテイメント・テクノロジーを紹介する番組「SENSORS」で、小室哲哉さんの特集にインタビュアーとして参加させていただきましたが、映像と音楽が融合する可能性について、深く掘り下げて語っています。興味のある方はぜひご覧ください。

小室哲哉がつぶやく「音楽とテクノロジー」の新時代(前編)|SENSORS

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音楽には必需品のGoPro

goprohero4

アーティスト、マネージャーの皆さんはGoProをご存知でしょうか?GoProは超小型のアクションカメラで、サイズが小さいためにいろいろな角度から迫力ある動画を撮影することができる便利なカメラです。サーフィンやスノーボード、BMXや自動車レースなどアウトドアスポーツやエクストリーム・スポーツ系で人気を集めたGoPro。ですが使い方に制限がないのが素晴らしいところで、世界中のさまざまなジャンルのクリエイターたちがユニークな使い方で映像を作り、ネット上で公開しています。

GoPro公式サイト
GoPro YouTubeチャンネル

先日「ニューミドルマン育成講座」という音楽ビジネス系の講義で話をする機会を頂いた時、「これからのマネージャーやプロモーション担当者はGoProを使いこなすことが成功の条件の一つ」と話したことがあります。それはアーティストの方もプロモーション担当の方も、これからはどんな映像を作ってどうやって配信するかは、ファンがアーティストに共感できるための話題を作る上で重要な活動になると考えるからです。

特にGoProは撮影対象との距離が近い分、普通のカメラやビデオカメラで俯瞰的に撮影するよりも、よりパーソナルな視点で映像を作ることが可能になります。ライブやリハーサル、スタジオの様子などコンテンツになる材料はいくらでもあるはず。それらをどう人間味を持たせて共感できるコンテンツへと変えるか、そのヒントはGoProにあるような気がします。

ソース
Tetsuya Komuro Twitter (@Tetsuya_Komuro)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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