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定額制音楽ストリーミングサービスRdio (アールディオ)がサービスをアジア圏内で拡大させました。同時にヨーロッパでもエリアを拡大、これでRdioは世界60カ国で音楽配信サービスを提供することになりました。

Rdioはすでに香港、マレーシアでは開始しています。

Rdioが新たにサービスを開始したのは、次の9カ国。

アジア:フィリピン、タイ、シンガポール、インドネシア
ヨーロッパ:ギリシャ、キプロス、クロアチア、スロバキア、スロベニア

RdioのライバルSpotifyは現在56カ国、フランスのDeezerは182カ国ですので、Rdioも着実に世界進出を達成しています。Spotiyも先日フィリピンでサービスを開始している中、Rdioはさらに先にインドネシア、タイに進出を果たすなど、音楽ストリーミングサービスの世界進出が止まりません。Rdioはまた世界人口トップ5の国のうち、アメリカ、インドネシア、ブラジルでサービスを開始しています。

アジア各国特に東南アジアにSpotiyやRdioなどの進出が進む中、日本への導入はどちらのサービスを受け入れる日本ビジネス側の環境整備が未だに遅れたままで、開始の目処が見えていません。近隣諸国や世界がすでに音楽配信を受け入れる準備を着々と進めている流れの中、日本は音楽大国であるにもかかわらず、世界の流れに未だについていけていません。SpotifyやRdioなどの新しいビジネスモデルを受け入れなければ、今後もCD中心のビジネスだけの日本市場に成長は見込めないでしょう。

RdioはSkypeの創業者Janus Friisが2010年に立ち上げた定額制音楽ストリーミングサービスで、無料の広告付き聴き放題か、有料の無制限聴き放題の二通りを楽しむことができる音楽サービスです。

Rdioは5月20日からシンガポールで開催予定の音楽ビジネスカンファレンス「Music Matters」に登場する予定で、このタイミングに合わせた発表とした模様です。

ソース
Rdio Expands to 9 New Countries across Asia and Europe (5/19 The Next Sound)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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