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ビジネス誌フォーブスが毎年恒例の、世界で最も稼ぐDJのランキング「Electronic CashKings」リストを発表しました。このリストは、過去12カ月でのライブやフェスのフィー、ブランドとのパートナーシップ、楽曲売上などを合算した推定額でランク付けしたリストになります。

Calvin Harris, Coachella 2014

今年1位に入ったのは、スコットランド人のプロデューサー、カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)。推定収益は6600万ドル(約78億円)。最低35万ドルと云われるブッキングフィーと、ジョルジオ・アルマーニなどのブランドとのスポンサーシップ契約などでトップの座を保持しています。

*1ドル=118.86円

2位はデヴィッド・ゲッタで、3700万ドル (44億円)。世界のEDMフェスへの出演、毎週末イビザでのレジデンシーDJに加えて、年間30本のDJをラスベガスで行いました。3位はTiestoで3600万ドル (43億円)。年間100本以上DJギグをこなし、さらに7UpやGuessとのブランドパートナーシップを続けています。4位はSkrillexとSteve Aokiが2400万ドル (29億円)でタイ。Skrillexは95回以上のライブ、Steve Aokiはなんと216回のライブ(それでも昨年の277回には及ばず)と驚異的な頻度でライブを行っています。1位とトップ5とは大きな開きがあることから、いかに1位のカルヴィン・ハリスがビジネスで成功しているかが、伺えます。

今年のトップ10DJの収益トータルは、2億7400万ドル(約329億円)に上り、2012年に記録した1億1600万ドルから2倍以上に増加しています。ですがフォーブスによれば、成長スピードは徐々に減速して、2013-2014年が11%成長したのに比べて、2014-2015年は2.5%まで下がっています。その理由として挙げられるのは、EDM市場が飽和状態になり始めたことでDJ活動が落ち着き、ブッキングフィーは数年間変化していないこと(それでもかなり高額まで上がっています)。またライブ・パフォーマンスが派手で大規模になればなるほど、制作コストもあがってきていることも理由の一つに挙げられています。

今年のリストを一覧でどうぞ。

Electronic Cash Kings 2015

1. カルヴィン・ハリス:6600万ドル
2. デヴィッド・ゲッタ:3700万ドル
3. Tiësto:3600万ドル
4. Skrillex:2400万ドル
4 Steve Aoki:2400万ドル
6. アヴィーチー:1900万ドル
7. Kaskade:1800万ドル
8. Martin Garrix:1700万ドル
8. Zedd:1700万ドル
10. Afrojack:1600万ドル
11. Deadmau5:1500万ドル
11. Diplo:1500万ドル

去年、一昨年と比べてみると、カルヴィン・ハリスの圧倒的な存在が目立ちます。

2014年リスト:

1. カルヴィン・ハリス:6600万ドル
2. デヴィッド・ゲッタ:3000万ドル
3. アヴィーチー:2800万ドル
3. Tiesto:2800万ドル
5. Steve Aoki:2300万ドル
6. Afrojack:2200万ドル
7. Zedd:2100万ドル
8. Kaskade:1700万ドル
9. Skrillex:1650万ドル
10. Deadmau5:1600万ドル
11. Hardwell: 1300万ドル
12. Armin van Buuren:1200万ドル
12. Steve Angello:1200万ドル

2013年リスト:

1. カルヴィン・ハリス:4600万ドル
2. Tiesto:3200万ドル
3. デヴィッド・ゲッタ:3000万ドル
4. Swedish House Mafia:2500万ドル
5. Deadmau5:2100万ドル
6. アヴィーチー:2000万ドル
7. Afrojack:1800万ドル
8. Armin van Buuren:1700万ドル
9. Skrillex:1600万ドル
9. Kaskade:1600万ドル
10. Steve Aoki:1400万ドル
11. Diplo:1300万ドル
11. DJ Pauly D:1300万ドル

ソース
The World’s Highest-Paid DJs: Electronic Cash Kings 2015(Forbes)
image by Thomas Hawk via Flickr

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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