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ソニーミュージックとSoundCloudは、長期に渡る交渉の末、ようやく音楽ストリーミングサービスへのライセンス契約に合意したと、関係者が明らかにしました。SoundCloudは、定額制プランを年内に始めることを明らかにしており、今回の契約締結によって同社の今後の活動に大きな進展が見られそうです。

ソニーミュージックは、3大メジャーレーベルの中で唯一SoundCloudとの契約を締結していませんでした。すでにワーナーミュージックとは2014年に、ユニバーサルミュージックとは2016年初頭に契約で合意していたことから、今回ソニーミュージックが合意したことによりSoundCloudは合法的に音楽コンテンツを取り扱うというビジネス面での課題クリアに向けて前進しました。

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SoundCloudが開発中と言われる定額制プランに関して、詳しい内容は明らかになっていませんが、定額制サービスでは月額10ドルのオプションとさらに低価格のオプションが提供されるかもしれないと推測されています。

レポートによれば、ソニーミュージックは契約合意にあたり、SoundCloudの株式、さらにSoundCloudが次回行う新規資金調達ラウンドに参加する権利を条件として獲得します。

2015年6月にリークされた社内文書で明らかになった定額制プランですが、レコード・レーベルや業界団体からの合意を得ることができず、アップルやSpotify、グーグルなど他社の音楽ストリーミングサービスが進展を見せる中、SoundCloudの次の展開には不安の目が向けられてきました。ですが、今回ソニーと契約したことにより、レーベルとSoundCloudとの関係も改善され、レーベルにとってはこれまで実現していなかったSoundCloudでのマネタイゼーションの実現にいよいよ向かうことが予想されます。

SoundCloudは全世界2万以上のインディーズレーベルを代表する業界団体Merlin、そして米国ソングライターや音楽出版社のための著作権料徴収団体「米国音楽出版協会」と契約を結んでいます。

ソース
Watch out, Spotify: SoundCloud now has licensing deals with all three major labels(Quartz)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(Jay Kogami)

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