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フェスに欠かせない存在になってきたTwitter。

Twitter Japanが8月2日〜3日と8月9日〜10日の2週末にわたって開催された野外ロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014#RIJF2014) のツイート情報を公開しています。

Twitter社はこれまでも世界的な音楽フェスやライブ、スポーツイベントなどで発生した膨大なツイートデータを分析することで、Twitterの波及の度合いや瞬間的な高まりを可視化して、ソーシャルメディアの影響力をTwitter社のデータアナリストが公式ブログで分かりやすく伝えています。Twitter Japanも今年は大きな野外フェスやワールドカップなど、注目度の高いイベントにおいて、膨大なソーシャルメディアのビッグデータを分析し、ツイートのインパクトやイベントの特色を紹介しています。

 

フェス開催中4日間で、Twitterユーザーの間で最も話題になったアーティストのトップ10は以下の通り。

1. ONE OK ROCK (@ONEOKROCK_japan
2. 中川翔子(@shoko55mmts
3. マキシマム ザ ホルモン(@mth_official
4. ゴールデンボンバー(@junjunmjgirly, @yutakya_n
5. [Alexandros](@alexandroscrew
6. チャットモンチー(@chat_staff
7. SCANDAL(@scandal_band
8. キュウソネコカミ(@KYUSO_NEKOKAMI
9. でんぱ組.inc(@dempagumi
10. miwa(@miwastaff

#RIJF2014.001

クリックして画像を拡大できます

Twitter Japanでは今年、日本の大型フェス「フジロック」、「Rock in Japan Festival」そして「サマソニ」のステージ裏に、各フェスのハッシュタグと連動したツイートが投稿できるTwitterミラー(Twitter mirror)と、Vineミラー(Vine Mirror)を設置して、フェスを楽しむアーティストの様子を写真や動画を使ってリアルタイムに更新してきました。

ROCK IN JAPAN FESTIVALでもハッシュタグ「#RIJF2014」と連動したツイートやVine動画が数多く投稿されました。

夏フェスも今週末16-17日に「SUMMER SONIC 2014」が開催されます。Twitter Japanでは、サマソニでもTwitterミラー、Vineミラーをバックステージに設置しリアルタイムでアーティストの盛り上がる様子を更新していきますので、会場にいる人も、行けない人も、Twitterからリアルタイムで楽しめます。

SUMMER SONIC 2014
Twitterアカウント @summer_sonic
公式ハッシュタグ #サマソニ

ソーシャルメディアが台頭して、音楽フェスやコンサートの様子を後日のテレビ放送で楽しむよりも、ツイッターやFacebookからの情報で知り、フォローして楽しむ人が圧倒的に増えたと思っています。特に大きなイベントや誰もが注目するイベントであれば、リアルタイムで情報を追っていきたい気持ちが強まります。音楽好きやアーティストのフォロワーとしては、夏フェスやライブもパフォーマンスの始まる前から終わるまでを、ソーシャルメディアで一緒に楽しむほうが、一体感がより強まりやすいのです。

日本のフェスやライブでは、まだアーティストもレーベルもスタッフもそして運営サイドによるリアルタイムで音楽ファンを楽しませるソーシャルメディアの使い方が始まったばかり。その活用方法は今後もどんどん多様化が予想されますが、ソーシャルメディアを使ったリアルタイムの情報発信は、確実にファンを引き込みつながる方法だと思っています。まだ日本では浸透まで時間がかかるかもしれません。ですが、会場や既存のメディアの枠を超えたソーシャルメディアの取り組みには可能性が秘められています。

Twitter Japanの音楽情報は、音楽用公式アカウント「@TwitterMusicJP」をフォローしてください。

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ソース
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014を振り返って (8/12 Twitter Blogs)


Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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