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米国で人気のソーシャルなインターネットラジオ、「Pandora」(パンドラ)が新規株式公開(IPO)を申請した。最大約1億ドルの調達を目指す。

Pandoraはオークランドに拠点を置くスタートアップで、パーソナル化したインターネットラジオをストリーミング提供する。現在は米国内のみのでフリーまたは有料(年間36ドル、高音質)サービスを展開して、8000万ユーザーを獲得している最大手のインターネットラジオ。8万以上のアーティストの楽曲80万曲をストリーミングする。Pandoraは広告収入と会員向け定額制サービスから収益をあげるフリミアムモデルを導入している。

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IPO(株式公開)にあたりPandoraが提出した申請書類(S-1)から、2010年最初の9か月間の収益データをまとめてみた。

– 9012万ドル(2009年から200%アップ)
– 広告収入:7800万ドル(全体の86%)
– 有料会員収入:1230万ドル(全体の14%)
– 損失382,000ドル
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上記のデータで注目したいところは、広告収入と有料会員収益の比率だ。2年間で有料会員サービスからの収益度合いは約2倍の13%に向上し、広告収入率が減少している。

実際の収益では圧倒的に広告収入が多い。だが有料会員の収益化が拡大していることは、今後のPandoraの成長において、また他社サービスとの収益性の比較において、楽曲販売を行わず会員購読制のオンライン音楽ビジネスが利益に結びつくことを証明する大きな要因の一つではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

2010年6月時点で、Pandoraはオンラインラジオ分野のブランド認知において他社を圧倒的に凌駕している。

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Pandoraには今後とも注目していきたいです。

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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