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世界最大のライブプロモーション企業、ライブ・ネイションが第2四半期(4-6月)の決算を発表しました。

ライブ・ネイションの売上は12%アップして18億6000万ドル(約2316億円)。営業利益は13%ダウンの4840万ドル(約60億2556万円)。

ライブ・コンサート部門の売上は13億4000万ドル(約1668億円)でしたが、営業損失は430万ドル(約5億3555万円)でした。

ライブの動員数を見ると、北米地域では4332個のライブを運営し、動員総数1070万人を獲得。前年同期比で4019このライブ運営の動員数920万人から増加しました。海外のライブでは、本数は1639個から1798個へライブ本数は増加したものの、動員数は520万人から470万人に減少しました。

ライブ・ネイションはQ2で開催されたトップ25の世界ツアーの約75%を運営、プロモートしており、U2、Imagine Dragons、One Directionのツアーを手がけてきました。

チケット販売を手掛けるTicketmasterは、売上高が3億7790万ドル(約470億円)の営業利益3790万ドル(47億1700万円)。前年同期比2%アップし、全体の収益の20.3%を絞めました。Q2で販売されたチケット総数は3660万枚でした。

決算発表で強調されたのは、モバイルでのチケット販売。ライブ・ネイションはQ2でモバイルチケット販売が21%増加しました。ライブ・ネイションはチケット転売プラットフォームSeatwave、モバイルチケット販売プラットフォームEventjoyを昨年に買収して、チケット事業の強化を図り、テクノロジーを活用したチケット販売に注力しています。

スポンサーシップ&広告部門は、最も成長率の高い部門でした。売上高は8540万ドル(約106億円)で20%アップ、営業利益は5790万ドル(約72億円)で23%アップ。

アーティストのマネジメント部門であるArtist Nation Managementは売上高が20%アップして8930万ドル(約111億円)、営業損失は1660万ドル(約20億円)となりました。

好調なライブ事業を後押しするのは、ライブ・ネイションの買収戦略です。2010年にTicketmasterと合併したライブ・ネイションは、その後も大手ライブプロモーション企業の買収や株式取得を進めています。2012年にはEDM系プロモーターのHard Eventsと、「ロラパルーザ」や「Austin City Limits」を運営するC3 Presentsの運営権を獲得。2013年には大型EDMフェス「Electric Daisy Carnival」を運営するInsomniacとパートナーシップを締結。今年には「ボナルー・フェスティバル」の運営権も確保しています。

ライブ・ネイションCEOのマイケル・ラピーノ(Michael Rapino)は、「コンサート、スポンサーシップ&広告、チケットの分野における先行指標の強固な地位を見ると、今年の各事業およびライブ・ネイション全体の売上と営業利益はさらに伸びると言えるでしょう。そしてもっと根幹的に見れば、数多くのオーガニックな機会と買収機会により2015年以降もこれまで築いた成功をベースにさらなる成長を各事業で続けることができます」と答えています。

ソース
Live Nation Reports Higher Revenue(WSJ)

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Jay Kogami

執筆者:ジェイ・コウガミ(All Digital Music編集長、デジタル音楽ジャーナリスト)

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